日本の現代美術と英語業界

以前、あのベルサイユ宮殿で展覧会を行ったアーティスト、村上隆氏については、

以前ブログでお伝えしました。(ブログの場所は秘密、です)

「村上隆完全読本1992−2012」(美術出版社)よりおもしろすぎるインタビューをかいつまんでお伝えします。なかなか含蓄があります。

ー(日本の現代美術シーンを一人で一から作り上げようとしていることについて)

なぜそこまで”自前”でやるスタイルを取っているのでしょうか。

村上 アートが理解される受け皿すら日本にはない。鎖国時代に日本にやってきた宣教師のフランシスコ・ザビエルみたいなもので、教会を建てるところから、信者を一人ひとり増やすことから、全部やっている。ぼくが説くのは日本にはまったく根づいていない舶来の思想なので、ありとあらゆる運動を自分でしないといけない。

ー日本の美術界はなぜ内向き?

村上 たんにビビっているだけだと思います。日本人同士でやっているほうが楽だし。自分の作品のコンセプトだのなんだの、それだけを言っている。

ー日本と海外の距離は?

村上 全く違う。日本のトップキュレーターでもBランク。なぜなら英語がネイティブ並じゃないといけない、頭がよくないといけない、美しくないといけない、生きているクラスも関係ある。政治的な文脈とマーケティングが違う。

結論

野球で言えば、ドラフトはどうするとか、どの選手を引き抜いてくるとか、契約更新とか、そういうことの前に、

そもそも選手として強大な存在じゃないと意味がない

じゃあどうすればいいか、

無意味に思えるようなこと〜スキルを磨くための反復練習など〜を続けなけば   強靭なバネなんて手にできない。

この本、800ページもあるので退屈しません。

 

 

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ジュリアード@NYからの手紙