親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前〜うまく独立心を養おう

親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前〜うまく独立心を養おう〜廣津留真理の子育て応援日記49

「子どもの宿題を親が手伝ってもよいのですか」
小学生の保護者様からこんなご質問をいただきます。

「子どもの宿題を手伝おうにも、私が英語が苦手で手伝えません」
これもよくメールをいただく内容です。

まず、「子どもの宿題を親が手伝ってもよいのですか」という言葉には、
「勉強とは、子どもが学校や塾で個人で解決すべき神聖なもので、独立心を培う試練である」

という、大人のものすごい勘違い、が背景にあります。

勉強は、ご家庭から独立した何か特別な分野では決して、全く、ありません。
独立心は、ご自分で強い興味をもつ分野を見つけたお子さまは、勝手に独立していきます。
お子さまと保護者様は興味関心の対象が異なります、
同じであったとしてもやり方は異なります。
これは、本当に不思議なくらいです。


お子さまが勉強している内容は、ご家庭で家族団らんのコミュニケーションの「トピック(材料)」です。
歴史・地理・理科の題材は、お受験に取り組むご家庭や、我が子に包括的な教養をつけたい保護者様は、
毎日なにかしら団らん食卓の話題にのぼっているものです。

旅行先や、庭の草花からも、勉強のトピックを探して楽しんでいるはずです。
お子さまの習い事の発表会や試合、コンクールなども、教養の一部として、育んでいます。

時にはお子さまに英語で話しかけ、英語の良い記事を見つけてやり、
国語は、ご家庭の蔵書から成長にふさわしい本を選んで、読了したら感想を言い合ってみる。

そういうご家庭では、「全国○○テストの点がどうだった」「○○科目がどうしてこんなにできないの、がんばりなさい」
などと、決してお子さまの前で話題にしませんよね。(ご夫婦の晩酌のネタにはなりえますが)

いわゆる日本の中産階級は、そうやってご自身が培った教養を次世代に渡すことで、
お子さまが18歳までに精神的に独立して、高等教育へと進み、その後社会貢献していくように導いてきました。

入試の最大の勝ち組は、
入試が不要なご家庭、入試制度を利用しなくても高等教育が受けられるご家庭、です。
余計な競争に時間を使わずに、広い知識や教養を身につけるには、もってこいの環境です。

そのような特権のない、中産階級は、保護者様ご自身の教養が財産です。
それを、ごく普通に、生き様としてお子さまに見せ、住宅をそのような教養を受け継ぐ場として、
子育てをすることで、次の世代のお子さまも、同様の暮らしを当然のようにすることになります。

そのシステムを量産して、地方の隅々の全てのご家庭に行き渡らせようと、
商業的な教室が破竹の勢いでひろまったことで、良い面と悪い面がでてきました。

良い面は、より良い高等教育を受けられる層が広がったことです。
これまでは、ご自身がそのように育っていないために、
お子さまにより良い教育を受けさせることに気づかなかったご家庭が、
「がんばって勉強すれば、”高校時代”まではどうにでもなるんだ」
とわかったことです。

悪い面は、システムがひとりあるきして、目的が「テスト勉強」や「点取り合戦」に終始していることと、
大学入試にはその量産システムが通用しない、ということです。

 

つまり、システムの奥にある、「ご家庭での教養の継承」を飛ばして、
「テスト」「得点」「偏差値」などのわかりやすいものに左右される傾向があるご家庭のお子さまは、
逆に、18歳になっても「テストの点」が取れないことになります。

大学入試で点を取るのに必要なのは、
「テスト練習」ではなくて実は「高度な抽象化思考、論理性、地道な努力と教養」です。
「テスト、テスト」といわないことが、18歳での成功の秘訣です。
これまで当校に在籍して成功していらっしゃるどのご家庭にもそれが当てはまります。

「子どもの宿題を手伝おうにも、私が英語が苦手で手伝えません」とおっしゃる保護者様、
「家庭で教養を伝授する、とはどういいうことか」具体的にわからないと思う保護者様、

ぜひご参加ください。

by ひろつるまり
大分の英語塾 Dirigo ブルーマーブル英語教室

 

 

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