そもそも現代国語って何?〜本日より国語講座(後期)

本日金曜日から後期現代国語講座が始まります。

社会の動きが今年は劇的に変化しています。現代国語講座もさらに「過激化」する予定です。お楽しみに!ご案内文をこちらで公開しますね。

★ 現代国語とは何か

1. 現代国語の歴史:

— 明治維新によって日本が西洋の学問に触れ、エリートが刺激・衝撃を受ける。

— 一般大衆にも西洋の考え方がわかるように、外国語の本を「漢字による造語」「カタカナ表記」で日本語に翻訳した。

利点:日本は世界でもまれに見る「翻訳大国」となり、一般大衆が高度な西洋の学問の内容を理解するようになった。先進国の仲間入り。

難点:英語をはじめとする外国語に直接ふれなかったために、世界でもまれに見る「英語のできない国」になった。アジアで下から2番目(北朝鮮の上。。)

(例) 夏目漱石 「私の個人主義」

「その頃は西洋人の言うことだといえば何でもかでも盲従して威張ったものです。だからむやみにカタカナを並べて人に吹聴して得意がった男が比比皆これなりといいたいぐらいごろごろしていました。もともと人の借り着をして威張っているのだから、内心は不安です…」

— カタカナ表記や、難解に感じられる「漢字による造語」を引きずったまま次々と著作が生み出され、それが「現代国語」として定着するに至った。

(例)

「思弁」「概念」「命題」「ロゴス」「アイデンティティ」「パラ

ダイム」等々。これらは原語の国の人にとっては、身近な言葉

だが、日本に導入すると難解に思えることが大問題。

 

2. 現代国語の今後:

— 例えば英語の文章は「ロジック=論理」を土台に成立している。「現代文」は、アイディアは外国からの輸入だが論理性は「あったり、なかったり」「日本の文化・土壌に合わないこともある」ので、翻訳言語としての「現代国語」の未来は厳しい。そもそも、若者に興味を持たれていない。なぜなら「現代国語」が語っていることは全て実社会で実践されていて、陳腐化しているから。しかも、妙にアカデミアの威圧感が感じられるのが現代の若者にウケない原因のひとつ。

— これからの生徒・学生は「英語で直接」評論・学術文献にあたるのが主流になるであろう。それしかグローバル化する世界でやっていく方法はない。

極論:「現代国語」消滅の危機=大学文系科目価値低下の危機=文系科目専攻で日本の大学に行く意義が消滅=みんな一度留学するか、初めから英語で読んだらいいのでは?

3. どうすれば現代国語が理解できるようになるのか

_ まず現代国語の「単語」を知る。

_ 次に現代国語の伝える「テーマ」の具体例を知る。

_ 英語文と同様、「パラフレージング」に注目する。

この3点のみで満点が取れます。

では、教室でお会いしましょう!

追記:「源氏物語」は世界で大活躍ですが、「現代国語」にはそれができていません。日本語には「世界ではばたける独自性」路線を貫いてほしいです。

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