ポパイ創刊40周年号のカリフォルニア特集がおもしろい

ポパイ創刊40周年号のカリフォルニア特集がおもしろい〜廣津留真理の子育て応援日記 73

「シティボーイのための雑誌」コンセプトを、
40年間貫き通しているファッション雑誌 POPEYE 。

6月号「40年後の西海岸」 980円を買うと、1976年6月25日の創刊号「カリフォルニア特集」が1冊まるごと付録についてきます。

今の若者には信じられない話ですが、
観光目的の海外への渡航が自由化されたのが 1964年
パッケージツアー「ジャルパック」が 1965年、
東京オリンピックを意識したこの年にはじめて、
ごく普通の日本人が観光で海外旅行にいけるようになったのです。
(とはいえ、ハワイ旅行が大卒初任給の19倍のお値段!)

それから 10年後の1976年、ファッション雑誌ポパイが創刊、
紙面は、色鮮やかなカリフォルニアのライフスタイルとスニーカーやスケボーなどのアウトドアグッズで、都会に暮らす若者がリゾート先でちょっと真似できる仕組みです。

とりわけ面白いのは、「アメリカの大学を考える」という大特集ページです。

いまでこそ、大手予備校や留学関連会社がこぞって、「海外大学進学」「アメリカ大学入試 SAT、 TOEFL 」を商品化していますが、

40年前に、UCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)を訪問した松山猛さんが、学生の寮生活・図書館・ファッション・スポーツその他の課外活動から、入試情報まで、とても細かく取材しています。

目的が「海外入試受験者を増やす」ことでは全くなく、「ライフスタイルの紹介」に徹しているのがおもしろいのです。

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写真1:サンフランシスコの朝食。「日本人観光客をあまりみなくなったねえ。」とお店の方。

基本、アメリカ大陸の民族衣装といわれる(ジョークですよ)Tシャツ・短パン・ビーチサンダルかスニーカー姿の若者像は、6月号に掲載されている40年後の今と変わりありませんが、

一番の変化は、大学の寮の写真です。

40年前に部屋の大部分を占めていた、テレビ、大きなオーディオセット、テニスラケット、などが消えて、ごくシンプルになっています。パソコンが普及した影響です。

実は、 1976年は、カリフォルニアで、スティーブジョブズとウォズニアックが Apple Ⅰを発売した年で、アップルの創業年なのです。

そんなわけで、今はカリフォルニアの大学と言えば、
UCLA というよりスタンフォード大学(合格率4%)とカルテックでしょうか。

この40年で、日本は「新興国の若者がみな憧れる日本の大学」を作って、
ベトナムやタイのティーン向け雑誌が「日本の大学進学を考える」特集を組んでくれるような教育作りと英語力強化をしておけばよかったのですが、

今月リリースの、世界大学ランキングによると
アジア地域では
1位 シンガポール国立大学
2位 香港大学
9位 北京大学
13位が東大、
などとかなり残念な結果になっています。

とはいえ、ポパイによると、
世界の中で日本が担う新たな役割は、
「グローバル文化の権威あるキュレーター( by  デーヴィッド・マークス)」。
成熟した視線で、世界中のカルチャーを再構築して伝える役割と、東京中心に日本の文化を発信する役割の2つをこなしていくわけです。楽しみですね。

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写真2:カリフォリニア州パロアルトで今春開催された、日本のアーチストグループ「チームラボ」の展覧会。大人もこぞって、お絵描きに夢中。


インターネットがなかった私の時代は、本や雑誌で情報を取っていました。
若者向けの海外の最新情報は、
ファッションやポップカルチャーから入ってくることが多く、

POPEYEのような雑誌が海外情報を発信し続けてくれたおかげで、

留学するお子さまは、
ご両親の両方またはどちらかが海外の教育機関を卒業されているケースがほどんどにもかかわらず、

地方出身で
東京の私大卒の私でさえ、何か大切なことに気づき、
平成生まれの娘がアメリカの大学・大学院に進むことになった

のかもしれません。
(情報通の?私でさえ受験生の頃、友人のコロンビア大学受験に「先生の推薦状と学校の3年間の成績」が必要と聞き受験システムの違いに驚き、地方の高校生は皆、目指せ国立!、そんな時代です。)

教育の情報のみを追いかけて、あちらの塾、こちらの習い事に奔走するのは親子ともに消耗します。また、選択の幅も狭くなりがち。

ご家庭の教育以外の趣味や関心、
お父様お母様ご自身の自由なライフスタイル

を、もっと前面に出して、

お子さまの将来の学校選びや住む場所の選択の参考にされると
「こうしなくてはいけない」
「こうあるべきだ」といった教育の束縛から自由になって
心のゆとりがうまれ、
結果的にお子さまの進路に良い影響をもたらすのではないでしょうか。

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写真3:同展覧会より。日本を感じさせる波、実物は動きます。

by ひろつるまり

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