母親が息子を思うこの詩に感動、そして納得!

母親が息子を思うこの詩に感動!
〜いのち短し、恋せよ乙女〜勉強ばかりの青春は好きですか〜廣津留真理の子育て応援日記50

子育て真っ最中のみなさまに、詩をひとつご紹介します。
「絵本読んで、ママ!」と言っていた息子が大きく成長して、そばにはもういない、
その成長に、心からうれしいけれども、当時やってあげられなかった全てのことを、
ママがちょっぴり後悔する、息子が小さい頃が一番楽しかったと回想する、そんな内容です。

英語ですが、そんなに難しくないので、 英語はちょっと、といわずに、読んでみてください。

To My Grown-Up Son
Alice E. Chase

My hands were busy through the day,

I didn’t have much time to play

The little games you asked me to,

I didn’t have much time for you.

 

I’d wash your clothes; I’d sew and cook,

But when you’d bring your picture book

And ask me, please, to share your fun,

I’d say, “A little later, son.”

 

I’d tuck you in all safe at night,

And hear your prayers, turn out the light,

Then tiptoe softly to the door,

I wish I’d stayed a minute more.

 

For life is short, and years rush past,

A little boy grows up so fast,

No longer is he at your side,

His precious secrets to confide.

 

The picture books are put away,

There are no children’s games to play,

No goodnight kiss, no prayers to hear,

That all belongs to yesteryear.

 

My hands once busy, now lie still,

The days are long and hard to fill,

I wish I might go back and do,

The little things you asked me to.

 

あなたが小さい頃、 いろいろ忙しくて、
一緒に遊んであげられなくて、ごめんなさい。

家事に追われている時は、 「ママ、絵本読んで」というあなたに、
つい、「あとでね」と言ってしまってごめんなさい。

夜はもっと一緒に添い寝してあげたかった。

人生は短くて、あっという間に時が過ぎ、
あんなに小さかったあなたは、もうママのそばにいない。

絵本も、ゲームも。おやすみのキスも、お祈りの声も、
ぜんぶ、思い出になってしまい、

ママは、ほんとうに、もう一度昔に戻って、
どんなに小さなお願いでも、 あなたの言う事はみんな、
きいてあげたい、と思っています。

(ひろつるまり、ざっくり訳)

どうですか、これは悲しいかな、本当なのです。 子育て真っ最中のみなさんも、娘を持つ私も、

みんな、若い世代に置いていかれるものなのです。 そして、彼らはみんな、ママやパパとは別の人格を持つ、 りっぱな個人なのです、もちろん、最初から。

18歳まで、テストの点ばかり気にしていている我が子が本当に好きですか、

我が子は、なぜか、とってもかわいいですよね、 だから、

一瞬一瞬を、一緒に、輝いて過ごしてみませんか。

本当に短いのですよ、一緒に過ごせる時間は。

By ひろつるまり(Dirigo ブルーマーブル英語教室)