【OECD学習調査】日本の15歳 読解力は15位〜事実と意見の違い、がわからない子ども達

2019/12/04 NEWS

日本の15歳 読解力は15位

こんにちは、ひろつるまりです。

今日は、話題の衝撃ニュース、

OECDの学習到達度調査(PISA)で、
日本の15歳の「読解力」ランキングが15位と、
前回の8位から大幅ダウン、
日本の教育このままで大丈夫?について、

ひろつるまりが「読解力」に特化して、解決法をご説明します。

【 PISAって何】

・15 歳児を対象とする経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査で、
・読解力,数学的リテラシー,科学的リテラシーの3分野を調査、
・79 か国・地域(OECD 加盟 37 か国,非加盟 42 か国・地域)の約 60 万人の生徒が対象です。

15位ダウンの悲惨な結果に対して、色々な意見が出ています。

「日本の生徒は、パソコンに慣れていないからだ」

「記述式に慣れていないからだ」

「意見をいう訓練をしていないからだ」

では、何が本当の理由か、みてみましょう。

OECDが発表したPISA2018のサマリーはこちら:
PISA 2018 insights and interpretations (英語)

読解問題の例はこちら:
2018問題例:ラパヌイ島 (日本語)

【21世紀の読解力とは何か】

<読解力とは何か>

昭和(インターネットがない):

1)日本語で小説や随筆や評論を読む、

2)知らない語彙を調べて内容を理解する、

3)先生か専門家がただ1つの正解や感想を言う、

4)納得する。

今( OECD 79カ国のネット環境がない家庭が 5%以下):

1)多様なリソースから、トピックに関連する情報を集めてくる、

2)言われたことを100%鵜呑みにせずに常に問う、

3)十分に裏付けられた真実を元に判断し、意見をのべる

4)世界の問題を自分で探り当て、解決法を編み出す( or ように実践する)

どうですか。
15歳、ハードル高いですね。
でも、これからの世界で生き抜くには、必須の読解力なんです。

【読解力アップには英語学習も】
これ、日々の日本語だけでできますか。

できないです、なぜなら、
日本語には、

1)〜4)のプロセスを経て完成した文章があまりにも少ないから、
子どもが学習するリソースとして全く不十分なのです。

その点、日本語に加えて英語で情報にあたると、
日本語だけよりもはるかに多くの、1)〜4)に基づいた文章に出会うことができます。

おすすめします。

【日本の正答率】

次に、では、 PISAの問題形式、図られる能力と、日本人の正答率をみます。

今回の、日本の15歳の正答率は下記の通りです。

・全体の正答率  61%

「情報を探し出す」 66%,
「理解する」 63 %,
「評価し,熟考する」 53%である

・ 出題形式別正答率
「多肢選択」 68%,
「複合的選択肢」53%,
「求答・短答」 62%,
「自由記述」 52%

ここからわかるのは、

世界の求めている読解力の基礎とは、

事実と意見を区別する能力、なのです。

そして、なんと、今回の調査でわかったのは、

OECD加盟国の生徒のうち、事実と意見の違いがわかるのは、
10人に1人もいない、

という衝撃の「事実」だったのです。日本だけの問題ではないのですね。

どうしてこうなってしまったか、原因は3つあります。

【複雑に絡み合う世界で常に自分をアップデート】

1つは、グローバル化により、解決すべき問題が自国1国では収まらなくなり、
複雑に絡み合った世界のコンテクストを読み解かなくてはならなくなった。

かつては、シンクタンクや官僚が考えていればよかった問題を、
一般市民一人一人が対峙して、解決していかないと、

個人としての自分のポジションも下がり、
国力も下がる、

そんな大変な時代に突入したからです。


【フェイクニュースを見抜ける力】

2つ目は、ネットにはたくさんのガセネタ、コピペ、フェイクニュース、など、

様々な悪の要素が混じっていて、答えが一つだった時代と異なり、

もはや情報量が多すぎて何が何だかわからなくなっている。

【仲良しSNSだけで固まらないはみ出し力】

2つ目は、常に似たような人同士で固まるので、
それがファジーなグループを形成してしまい (facebookもその良い例ですね)、

同じグループの人のコメントや、同調できる意見しか聞かないために、

反対意見や、さまざまな意見に不寛容であったり、
そもそも対立意見があることすら知らない、

という、狭い世界で暮らしているからです。

極限まで進むと、
自分の知らないことが、なにやらでかい組織の陰謀や策略に思えたり、とか笑

【グローバル読解力アップ法】

3つあります。

まず、読む量を増やす。
日本語だけではなく、英語でもたくさん読みましょう。
読む記事を探すことで良質の文章に出会えるようになります。
歴史、哲学、世界のニュース、お気に入りのCEOの発言、大学の祝辞スピーチ、
なんでも読みましょう。
事実と意見の違いを肌で感じとり、世界を動かすインパクトのある文章に触れてください。

次に、書く量を増やす。
日本語だけではなく、英語でもたくさん書きましょう。
そうして、事実と意見の違いを頭で訓練してください。

最後に、世界中の人と触れあいましょう。
家、学校、塾、部活、狭い世界で生きていませんか。
日本が留学を国策としている今、世界と交流するチャンスはたくさんあります。
異なる文化・習慣・宗教をもつ世界の人々とお互いに学び合いましょう。

ディリーゴ・ブルーマーブル英語教室では、
常に英語でクリティカルシンキングを行い、
自由記述はもちろん、基礎となる事実と意見の違いを常に教えています。
ただの学校の予習復習は一切ありません。
常に未来を見据えた授業です。

また、ハーバード生が講師陣のサマースクール Summer in JAPAN(SIJ 大分市)では、

米国トップクラスの大学生が7日間クリティカルシンキングと英作文の指導をみっちり行い、

リベラルアーツのワークショップを実践しています。

さらに、SIJは、誰一人残さない教育、をモットーに、
電車も通らない過疎地域、国東市で5年間にわたり、

ハーバード大学生が英語を教える国際交流事業を継続しています。

今年度は、クリティカルシンキングに触れる機会のない、
大分市内の中学生にも、その事業を拡大しました。

OECDはこの調査の結果をサマリーでこう結論付けています。

At work, at home and in the community, people will need a deep understanding of how others live, in different cultures and traditions, and how others think, whether as scientists or artists. The PISA 2018 assessment of global competence explored some of these capacities.

日本語のよさは生かしたまま、
英語で論理性を身につけるのもっとも効率的な読解力習得法です!

廣津留真理でした。

ディリーゴ代表
株式会社 Dirigo 代表取締役
一般社団法人 Summer in JAPAN代表理事兼 CEO

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