入試問題がショボいことより、賢い子が行く大学がないことが大問題〜廣津留真理の子育て応援日記43
国内で安心・安全、ハーバード生が教える7日間「Summer in JAPAN」の共同設立者、廣津留すみれの新記事が、日経カレッジカフェに本日10月26日掲載されています。
チームラボ猪子氏にインタビュー「大学時代は人生唯一の暗黒時代」
デジタルアートで話題沸騰のチームラボのCEO、猪子寿之氏に
ハーバード大学でインタビューしています。
チームラボ様には、Summer in JAPAN 2015の4つのワークショップのうち、これからを生きる子どもたちになくてはならない分野「ビジュアル・アーツ」に多大なご協力を賜りました。
5歳から20歳の受講生のみなさんが、チームラボの作品を目を輝かせて鑑賞、その後、世界を駆け回って活躍する同社の工藤岳様に英語で次々に質問をしていた、活気あふれるクラス風景は、SIJ代表理事として今でも強く印象に残っています。
こどもたちは、新しいテクノロジーが大好きです。好奇心も旺盛です。
インタビュー記事を読んでいると、「実際に東大に入ってみるとイメージと全然違った。新しいことを始めたいっていう仲間もいなければ、自分のやりたい事業を始めるためのスキルや方法を教えてくれる授業もなかった。まあ、東大に過度の期待をしていたんだよね。なので、暗黒時代に入っちゃったんだ。」
と猪子さんが語っていらっしゃいますが、
日本には、才能もポテンシャルもあるこどもたちがいるのに、
キラキラした好奇心を具体的なテクニックに落としこむ授業、
分野にかかわらず、新しい未来を創造できるような環境、
大学が丸ごと、未来を見据えた知の遊園地のようなキャンパス、
昭和に流行った偏差値以外の価値観で良さを実感できる大学、
がない、
つまり、吹きこぼれ*のお子さまが選択肢にできる大学がない、
これが最も大きな問題のように思えます。
今、大人こそが、
若かりし頃の「未知のものへの夢とあこがれ」「日々感じる好奇心」を取り戻して、
教育のあり方を問い直す必要に迫られています。
吹きこぼれ* 落ちこぼれの反対 あまりに賢いので、現状の授業では能力をもてあまし飽き足りない生徒
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