大学受験は無料、しかも学校の授業中に受けられるニューヨーク市
〜廣津留真理の子育て応援日記44
アメリカのセンター試験にあたるSAT(全米統一学力試験のようなもの)が来年2016年度から、ニューヨーク市全ての公立高校で無料になります。
New York Times
また、今は土曜日に実施されている受験が、今後は、平日に、自分の通う高校で受験ができるようになります。
すばらしいアイディアです。
以前、「両親共に四大卒でないご家庭の教育費はこうして削る」の記事で書いた、ファースト・ジェネレーション(第1世代)=両親が大卒でない家庭から初めて大学にいくお子さま、や、いろいろな背景をもつお子さまが大学に行くことで、教育格差を縮小し、多様性がうまれます。
こうしてどんどん大学を大衆化することで、
①知の世界にだれでも到達することができ社会や暮らしを楽しむようになり
②学校の淘汰も進み
③現行の知の世界に飽き足らない先駆者が新しい領域を学校やその他教育サービスとして提供していき、
④社会が進みます。
元々SATは、現行の日本のセンター試験と異なり、
①良い点が出るまで何度も受験できます。
②一回目は、習ったばかりで記憶がはっきりしている物理と世界史でいこう、2回目は○○、など、受験科目もそのつど選べます。
さらに、
③無料です。学校で平日受験です。
これが加わるわけです。
日本でも、センター試験廃止後は、複数回受験を目指しているようです。
ぜひ、無料でかつ自分の高校で平日受験可能、を日本も実施してみてください。模試は廃止して、何度も本番を無料で受けられれば、生徒も家庭も助かります。
ご検討よろしくお願いします!
ついでに、学校で習ったことやわからないところを復習するために、塾や個別でわざわざ有料サービスを受ける制度も、できれば、平日、学校にいる間に無料でお願いします。
お金を払う教育サービスは、もっと、未来志向の、習って楽しい、今の時代に即した内容であるべきです。
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