廣津留真理の子育て応援日記 その6
1万時間の法則を子どもに当てはめてみる
子育て日記その2「習い事はどこまでホンキでのぞむべきか」 でこう書きました。
ホンキで取り組まない全てのものは「ムダ」になる可能性が非常に高いからです。ショパンが弾ける前にピアノを辞めてしまうなら、地区大会で勝つ気もないままにテニスを辞めてしまうなら、いっそ始めからやらなければよいのです。他にすべきことがあったはずだからです。
福岡出身の少額4年生、10歳の奥村門土くんは、すでに”モンド画伯”として作品を発表しています。
毎日絵を描いているそうです。習い事ではありません。自分で描いています。
(モンド画伯の作品)
毎日描けば、その分上手くなっていきます。次々と手法もおぼえ、新鮮なものの見方や切り口が発見できます。集中力がつきます。褒められることでますます伸びます。人脈がひろがります。
これを1万時間続けた子どもと、そうしなかった子どもの差は、あらゆる点で大きくなります。
学校で習う教科だけでなく、幅を広げて興味を持つことは、長い目でみると、
”将来の選択リスク”を減らす
ことに繋がります。
自分にはこれしかない、という思い込み、
自分はなにごとも半端だ、というコンプレックス、
それが精神面におよぼすムダな悪影響は計り知れません。
信じましょう、お子さまの可能性。
子どもはマルチタスクをこなすことができます。
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ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら:
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