「なぜ大学にいくのか」中高生にアンケート、その結果は?

ある機会があり、文系理系医学部問わず、大分県内の様々な学校に通う中高生のみなさんに英語で下記のテーマで作文を書いてもらいました。

内容は、簡単に言うと、大学受験成功と人生での成功の相関関係、なぜ大学合格を学校生活の第一目標としているのか、です。

もっとも多かったのは、ざっくり言うとこのような作文です。

 

自分にはサッカー選手や有名人のような特殊な才能がない。芸人ほど面白くもない。大学に行けば学ぶこともあるし、資格が取れもするし、普通に就職できる。

 

いかがですか。若いのに夢がない、と映りますか。現実的だ、その通りだ、と考えますか。ちなみに、答えてくれたみなさんはとても優秀な生徒さんばかりです。おそらく、勉強のかたわら、いろいろなことをやっても、実際にはマルチにこなすことは可能でしょう。

目の前の受験にとらわれずに、もっと視野を広げてみたら、きっとおもしろいことはたくさんあるはずです。世の中で起きている事象はすべて淡々と始まり、終わっていきます。そこには優劣も上下もありません。あなたの着眼点がすばらしければ、どんなものを取り上げてもすばらしいものになるのです。

今の幼稚園児たちの世代は、何かがかわっていっています。親御さんの意識変革が最も大きな理由でしょう。

毎日が楽しくあること、そして、楽しさの質の追求。これが肝心です。