今年度のハーバード大学のRegular Decision通知は、現地時間本日5:00p.mにメールで一斉に送信されました。
今日RDで合格通知を受け取った学生は1,134名。すでに昨年発表されたEarly Actionでの合格者が895名。総応募者35,123名中の2,029名が受かったわけですから、合格率は5.8%です。つまり、7年連続で合格可能性が低くなっています。
その人気の理由はなんでしょうか。おそらくハーバード大学の奨学金制度によるところが大きいでしょう。
今年度の合格者2,029名はClass of 2017と呼ばれますが、彼らの支払う学費・寮・食費、をみてみましょう。
<1年間分の学費・寮費・食費・保険などの費用>
1年生の20%・・・無料
60%・・・12,000ドル(約115万円)
20%・・・56,407ドル(約480万円)
年収65,000ドル以下の家庭のお子さんは全額を奨学金でまかなうため、無料です。
これは、例えば、大分のような日本の地方在住の生徒さんにとっては、非常に魅力的です。もし東京の私立大学に通うことになれば、学費だけですでに150万程度、寮はないところが大半なので、家賃、食費、そして交通費がかかります。250〜300万はみておかないと厳しいでしょう。
アメリカ人でない、外国人の合格者の割合は10.3%、ということですが、今年は例年以上の数の日本人合格者が期待されています。