年末年始お休みのお知らせ

今年も残りわずかとなりました。 本年は格別のご愛顧を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。 ブルー・マーブル英語教室はお休みに入らせていただきます。 来年度2014年は1月6日(月)からのスタートになります。 生徒さんは、ぜひご家族やお友達と有意義で楽しい休日を過ごしください。   (株)Dirigoの業務につきましては、下記期間を休業とさせていただきます。 2013年12月30日(月)〜2014年1月5日(日) なお、緊急のご連絡につきましては、お電話またはメールにてお受けいたしますので、 メールの場合は、タイトルに「緊急」とお書き添えいただきますようお願い申し上げます。   来る年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。 […]

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グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ!

廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記”その7 グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ! この夏、7名のハーバード大学生を採用して、7歳から学ぶ英語ライティングとプレゼンテーションセミナー「Summer in JAPAN2013」を主催しました。 英語でプレゼンやアカデミックライティングに挑戦する小学生が大分県という地方都市にも着々と育っていることもさることながら、それを教えるハーバード大学生の、「何にでもすぐに対応するアドリブ力」や「明るい人間力」は今後の日本の高等教育を考える意味でも非常に参考になります。 彼らの特徴をざっくりつかむとこのようになります。 1.どんな人にも平等に敬意を表す 2.他人に好かれるようにふるまう 3.仕事は5分でまずは80%完成させる 4.ネガティブ発言はせず、決してあきらめない 5.平常心で基本を地道にこなしてきたから今がある ひとつひとつは、今後弊社の講演会で(直近の講演は2014年1月19日)お話させていただきますが、 1の「どんな人にも平等に敬意を表すこと」 5の「平常心で基本を地道にこなしてきたから今がある」 は、大人目線、親目線でも十分参考になります。学校のアカデミックな学科だけの試験では決して評価できない、ですが人間として大切なこと、それを若くして経験できているのが、真の「トップ大学」の学生です。小さなお子さまを育てていらっしゃる方には、人間力を磨くことの重要性を心のどこかに留めておいていただきたい、と思います。(そういう私も今更ながら反省中です) Summer in JAPAN2014説明会参加者募集中! ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記 その5  自己評価の高い子どもに育てよう! ひろつるまりの子育て応援日記 その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記 その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記 その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記 その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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自己評価の高い子どもに育てよう

その5 廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記” High Self Esteem(高い自己評価)を持たせる、とは 「この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは」 の続編です。   親の簡単サポート条件3の「自己評価の高い子どもに育てる」に関しましては、親の絶対条件である、Unconditional Love、Full Attentionを持ってこどもに接していれば決して間違える事はありません。   児童の心理学によると、「高い自己評価」にも2種類あります。1つは、「自己評価が高く安定している」場合で、これを持っている子どもは能力を十二分に使える可能性が高いのです。もう1つの、「自己評価が高いが不安定」な場合は、せっかくの才能が表に出ることが阻害される可能性があるのです。   前者の「自己評価が高く安定」している子どもは、感情に走らず落ち着きがあります。常に気持ちが安定しているので、自分の評価を気にする・失敗を正当化するというムダなエネルギーを使いません。ですから受験や習い事などに集中できます。親の期待と子どもの能力に極端な差がない場合や、日常生活に過度の焦燥感がない場合にこうなることが多いようです。   一方、「自己評価が高いのに不安定」な子どもは、プライドが高い・うまくいかないことがあると過剰に反応する・自分が評価されていないと思い激しく動揺する傾向にあります。このように集中すべきもの以外にエネルギーを使うのは、本当にもったいないことで、持っている能力を発揮する前にエネルギーが尽きてしまうおそれもあります。これが起きるのは、親の期待値と子どもの能力に差がありすぎる時だと言われています。   では、どこまで子どもに期待してよいものか、親自身が客観的に自分を見つめ直す事は非常に難しい問題です。子どものこころの安定感を決定する要因はさまざまありますが、家庭環境の落ち着きや、親子の対話の中身以上に大切なものはないでしょう(と自分に言い聞かせています)。 Summer in JAPAN2014開催決定!   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記 その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記 その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記 その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記 その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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半年で英検5級に合格する「幼児・低学年新規クラス」募集スタート!

英語を始めて半年で英検5級、1年で4級・3級に合格するひろつるメソッド、そのわけは:   ゲームしません!← 英語よりゲームと歌が得意になってもどうにもなりません。 児童英検しません!← 絵・単純な英単語と英会話ばかり何年も習っても、中学校に入ったら1ヶ月で追いつかれます。 フォニックスしません!← フォニックスに長時間かけずに、入室して1ヶ月後には英文がすらすら読めます。 中学の先取り授業しません!← 簡単すぎるからです。   スピードが全然違います〜超効率ラーニングのひろつるメソッド! 実は、児童英語教室の先生とお子さまのお母様の英語力は「同じ」または「上」です。 違うのは「英語講師になる勇気があるか、ないか」「やるか、やらないか」です。   それなら、あなたもご自宅で「我が子の英語講師」になってみませんか。   幼児・低学年クラスは、保護者様もご一緒に入れます。 1年で英検3級に合格できるレッスンに、お子さまとご一緒に参加することで、 得られるメリットはこんなにたくさん! 1.ご家庭での英語学習指導の進め方が全てわかります! 2.保護者様ご自身の英語力が、知らないうちに自然に向上します! 3.お子さまの英語教育に自身がつき、18歳までの方向がクリアーになります! 4.難関大学の入試にすべて結びついています。18歳までとことんおつきあいします。   水曜日クラス(16:00)、本日より募集スタートします。 ご応募はお早めに! […]

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この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは

廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記”その4   この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは   入試対策など不要、と力説する私が、「入試に勝つ」方法をアドバイスするのは逆説的です。が、子どもたちが「むだな遠回り」を避けるには、幼少期からの親の協力が不可欠です。   親の子どもに対する愛情には形はありません。これをあえて具体的に見える化してみます。「私が自分の愛情をどう具体的に子どもに発信すればお互いの理解がより深まるか」ということです。   大きくは、この2つです。   1.Unconditional Love どんな時でも何があってもあなたの味方です。 2.Full Attention    あなたをいつも見守っていますよ、安心しなさい。   このように意識して毎日を過ごすことはとても大切です。親が自分自身に、すべきことを確認していることにもなります。   次に、入試に勝つ具体的なアドバイスは以下の3つです。   1.得意分野を一つは作ってあげるようにする。 2.始めから職業を意識させるような教育はしない。 3.High Self Esteemを持たせる。   1の「得意分野」というのは本人の好きなことなら何でもいいのです。前述したように、絵が大好きだからといって、将来画家になると言い出したらどうしよう、などと深読みする必要は全くありません。ただし、入試のプロフィールのために無理矢理得意分野を作った感が漂っては逆効果です。   ある教育評論家によれば、本人の好きなことの定義は、 「学校がお休みの日曜日の朝起きてすぐにでもやりたいこと」だそうです。 お子様にそのような興味のある分野がおありですか。なければ今すぐにでも取りかかってください。以外と発見できるものです。それは将来なりたいものと関係がある必要な全くありません。   また、得意科目があると、現実問題としての入試が非常に楽になります。特に、英語と数学が「ものすごくできる」のは強みです。当校の英語授業のように、あらゆる科目が「学年別ではなく、能力別・希望別」のクラスで学ぶことがこれからの教育には求められるでしょう。余談ですが、元々、そのような「ふきこぼれ」の生徒を支援するために塾はあったのですが、だんだんと学校の補習、のような形になり、教育現場の収拾が付かなくなってきた感があります。   2以降は次回に続きます。 Summer in JAPAN2014開催決定! ーーーーーーーーーー ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記 その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記 その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記 その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス

廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記”その3 勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス   何であれ、子どもがひとりで何かできる、親にとってこんな幸せはありません。   はじめてしゃべる、自力で立つ、トイレに行く、発表会で演じる、いろいろな場面に出会います。赤ちゃんである我が子に親が描く幸せは、健康、から始まり、好きなことをしてほしい、思いやりのある子になってほしい、などほほえましいものです。それが、○○学校に合格すること、中心にすり替わるのはいつ頃でしょうか。   かわいい赤ちゃんの時期を過ぎ、親の期待度と要求が子どもの欲求を上回る時、子育ての道は突然2つに分かれます。1つは、親の要求を「誰がみても」押しつけているように感じるほど、甚だしい。もう1つは、「どうみても」押しつけているようには思えない、本人が自らがんばっている。   この2つは、違うように見えますが、同じものに起因しています。「親の期待度をどう子どもに伝えるか=期待度の見える化」が上手いか下手か、それだけです。   なぜ、一方は強烈な押しつけに見える上に、子ども自身がプレッシャーからあきらめたり失敗する確率が大きくなるのでしょう。なぜ、もう一方はつらさの微塵も感じさせないほど、うまくいくのでしょう。   上手な親の「期待度の見える化」はこうです。小さな成功体験を子どもに毎日与えるのです。なんでも構いません。昨日より散歩する距離が長くなった、このネコの絵が天才的にすごい、詩を暗唱できた、友達が増えた、など親が成功と認識すれば、それは子どもも同様に成功と感じるものです。「見える化」ですから、相手にちゃんと「ママは○○ちゃんをすごいといつも思っているよ」と伝えなければ通じません。その裏で「ママは○○ちゃんにこんなすごい期待を抱いているのよ ニヤリ」と考えているとしても、決して表に出してはいけません。とにかく、積極的に子どもの良いところを見つけて、ホンキで褒めるのです。   その上で、ご家庭の興味のある範囲や希望に合った課題を、常に子どもの実力+1、の難易度で与えていけば良いのです。毎日が成功体験で褒められる上に、+1を日々こなしているので気がつけば、子どもはいつしか彼方へと飛躍しています。子育ては地道なものです、焦ってはいけません。   逆を考えてみましょう。私の考える最悪なケースは、「解くに値しないつまらない問題やテストを解かされて、高得点が取れずに親に怒られる子ども」です。蛇足ですが、世の中には幼稚園から大学受験、資格試験まで数々のテストや問題集が存在していますが、玉石混淆の問題の中から、良問を選ぶのは子どもの実力を活かす最大のセンスの1つです。つまらない問題を解く時間も惜しいし、愚問に失敗して意気消沈する子どもを作ってはいけません。子どもには、「問題を選ぶのはあなたです、問題を過信してはいけません。」と教えましょう。   耐える訓練・努力・がまん、と称してそのような問題を解かされ、わからなければ怒られる、毎日がつまらない、その結果何に対しても意欲がわかない子どもになる、これは避けなければなりません。+1ではなく、+5,+20などの子どもの実力以上の要求を統制的な親が行う際にも、これは起こります。   達成感が多ければ多いほど次のステップへの足取りが軽くなります。多くの達成感、成功体験を実現するには、下記のプロセスを踏みます。   1.我が子を、一人の別の人間として尊重する。親と同一視しない。客観性をもつ。 2.我が子が、何に興味がありそうか観察する。そのためには親子の楽しい対話はかかせない。 3.親の期待や要求の方へ導く際は、子どもの小さな成功を見つけて褒める。 親は決してコントロール感を出さない。(たとえ密かにコントロールしていても) 4.目標感をあらわにしない。常に目標を掲げて生活することは、締切に追われているのと同じで、神経をすり減らす。オリンピック選手がそれをこなせるのは、「一生オリンピック選手ではない」とわかっているから。 5.毎日を、その瞬間を楽しく過ごす。   学校は○○校、職業は△△、と最初から枠にはめるよりも、充実した日々を暮らすことで、語いが豊かで明るく意欲的な性格になり、最終的には○○校に合格しているお子さんをたくさん見てきています。信じましょう、お子さまの独り立ちを、そして焦らず目立たず支援しましょう。   Summer in JAPAN2014開催決定! ーーーーーーーーーーーー   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記 その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記 その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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緊急お知らせ:Summer in JAPAN 説明会にはどなたでもご参加できます

緊急お知らせ:「SIJ2014説明会」参加者条件を変更!どなたでもご参加できます! 来たる2014年1月19日(日)大分市内で開催される、 ハーバード生と学ぶSummer in JAPAN2014開催説明会 + ハーバード現役大学生廣津留すみれによるライブトーク 「子ども時代に獲得すべきスキルセット&リアルなアメリカ大学生活」 へのお問い合わせ、お申し込みをありがとうございます。   7歳以下のお子さまをお持ちのご父兄様より、「子育ての今後の参考にしたいのでぜひ参加したい」とのお声を多数いただきました。   そこで、参加条件を下記の通り変更いたします。 引き続き、みなさまよりのご応募をお待ちしております。   参加者: ・7歳から18歳までの英語に関心のあるお子さまでSIJ2014にご参加希望の方 ・その保護者様 ・子育て中の全てのご父兄様、そのお子さま ・ハーバード大学生と一緒に教育ボランティアをしてみたい大学生の方、 ・SIJ2013にご参加くださった方で、クラスの様子をビデオでご覧になり たい方 ・ブルーマーブル英語教室の生徒様、保護者様 参加費:無料   定員: お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。 お申込方法:下記リンクのお問い合わせフォームより「SIJ2014説明会」とご記入の上、ご送信ください。折り返しご連絡いたします。   お問い合わせフォームはこちら […]

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習い事はどこまでホンキでのぞむべきか

廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記”その2 習い事はどこまでホンキでのぞむべきか 頭が良い、とはどのようなことでしょうか。それは数値化されるのでしょうか、目に見えるのでしょうか、後天的に発展するのでしょうか。 この広い世界で、日本やアジアのごく少数の国で行われている筆記受験重視・テクニック中心の教育を受けていると、勉強以外はすべて「部活」や「習い事」という言葉で一括されてしまいます。 「○○校を受験するのだから、部活はそろそろ辞めなさい」「○○校受験の邪魔になるから、いい加減ピアノはやめましょうね」など、いかにもありそうな話です。これは、はたしてお子さまにとってプラスなのでしょうか。 答えはNoです。なぜなら、ホンキで取り組まない全てのものは「ムダ」になる可能性が非常に高いからです。ショパンが弾ける前にピアノを辞めてしまうなら、地区大会で勝つ気もないままにテニスを辞めてしまうなら、いっそ始めからやらなければよいのです。他にすべきことがあったはずだからです。 「そうは言っても、うちの子は将来医者になるのだから、絵画教室でホンキになって、万が一“ボクは画家になる!”と宣言されたらどうするんですか」 大丈夫です、あなたのお子さまが、ベレー帽をかぶってモンマルトルに立つ似顔絵描きになる可能性は限りなくゼロですし、まして村上隆にはなれません。 お子さまが絵に夢中になったら、「画家になったらどうしよう、食べていけない」と焦り、楽器に熱中すれば、「ピアニストになると言ったらどうしよう、職がない」などと心配し、読書をすれば、「文系に進むと就職が危うい」などと考えるのは親のトンデモ勘違いです。取り越し苦労、というものです。 子どもが今夢中になっているもの=未来の職業、と考えるのはまちがいです。 楽しいものに惹かれるのは当然ですし、またそのような道を準備したのは親です。それが、道半ばで、「お楽しみはここまで、これからは受験対策に切り替えます」と言われると、子どもはダブルバインド状態です。 習い事を続けるメリットはたくさんあります: 1.学校・塾・親以外の大人と接する機会ができる… 有意義な体験談を聞くチャンスが増える上に、 お礼状を書く、挨拶をきちんとする、など実践的なしつけになります。 2.達成感が得られる… 真剣に取り組んでこそ得られる結果があります。どうすれば良い結果が出せるのか、簡単です。何らかの賞をゲットするまで辞めなければよい、それだけです。 3.履歴書が華やかになる… アメリカのトップ大学に入るために、SAT(アメリカ版センター試験のようなもの)の満点を目指して、それが達成できれば合格すると思っている人はまさかいないでしょう。オリンピックの代表、飛行機のパイロット、プロのデザイナー、数学の天才(これらはSummer in JAPANに応募してきたハーバード生のほんのごく一部です)、彼らのこの経歴と近い将来彼らが選択する職業に100%の関連性はおそらくありません。 このように、野球に打ち込むと「野球選手になる」、音楽は「音大に進む」、などと心配することはないのです。なぜ、一つしか選べないと決めつけるのですか。子どもは、「たくさんのことが同時にできる、柔軟性の高い生き物」です。 信じましょう、お子さまの可能性。「プロゴルファーになる」「バレリーナになる」いいじゃないですか、私達大人は子どもの夢にとことんつきあう余裕ももちましょう。ただし、好きなことと職業の選択は別物です。 Summer in JAPAN 2014開催決定! ーーーーーーーーーーーー ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記 その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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お申し込み受付開始!「ハーバード生と学ぶSummer in JAPAN 2014説明会」

Summer in JAPAN 2014開催説明会 + ハーバード現役大学生によるライブトーク 「子ども時代に獲得すべきスキルセット&リアルなアメリカ大学生活」   とき: 2014年1月19日(日)10:00 〜 11:40(09:30 受付開始) ところ:受付完了の際にお知らせいたします。   内容: ・SIJ2013の様子をビデオでご覧いただきながら、来年の概要をご説明いたします。 ・ハーバード大学2年生、廣津留すみれによるトーク、 「子ども時代に身につけていてよかった3つのスキル&リアルなアメリカ大学生活(仮)」で、生のアメリカの大学生活情報をお届けします。   参加者: ・7歳から18歳までの英語に関心のあるお子さま、 ・その保護者様、 ・ハーバード大学生と一緒に教育ボランティアをしてみたい大学生の方、 ・SIJ2013にご参加くださった方で、クラスの様子をビデオでご覧になりたい方、 ・ブルーマーブル英語教室の生徒様、保護者様     参加費:無料   定員: お席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。 お申込方法:下記リンクのお問い合わせフォームよりご送信ください。折り返しご連絡いたします。   お問い合わせフォームはこちら   […]

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田舎の公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道

廣津留真理の0歳から18歳までの“子育て応援日記”その1   〜数字から見る子育て概論〜   生まれた時は、人類はみなかわいい赤ちゃんです。 赤ちゃんが、時の経過と共にさまざまな個性を帯びて、異なる人生を歩んでいく過程は楽しくもあり、苦しくもあります。   子育てをする親は、人生を2度楽しめる、といいます。当然、その2度目はできるなら失敗したくない、我が身を反省して、自分の過ちを修正する方向で進めたいものです。私もそうです。   自分の子育てもさることながら、長年英語教師としてお子さまと教室で接して気づくことが多々あります。これから子育て*をされるママやパパ、イクメンや孫育て祖父母様に、何かの参考になれば、と数回にわたって“実践、子育ては“「今という時間」を慈しむもの”について書いてみます。(*ここでいう子育ての定義は0歳から18歳までです) ________   文科省の学校基本調査(H25年5月)によると、   小学校の6学年の在籍数は 1,168,689人 中学校の卒業生数が    1,185,068人 高等学校の入学者が    1,144,039人(専修学校除く、工業・商業・農業科ほか全て含む) H25年の大学学部進学者が    614,182人 専修学校への入学者は     319,670人 です。 大学の数は全国で782校(国立86,公立90,私立606)ありますので、 早い話が、全国の小学校に通うお子さまの半分以上は大学生になります。   このような、「誰でも大学生になれる」状況の中、いまだに高度成長時代のような感覚で小学生のうちから「受験対策」をするのは果たして正解でしょうか。待っている未来は疑似ホワイトカラーのレッドオーシャン、になりかねません。 お金と時間を使って、お子さまの貴重な潜在的才能を埋もれさせていることになったらどうしますか。   とはいえ、親として「子どもに少しでも良い教育・未来を」と考えるのは当たり前です。もっともだと賛同します。   では、仮に、よりよい教育が下記のような大学のことだとして、その入学定員をご覧ください。   全国の医学部の1年生総数は8,979人(女子2,959人) 東大の入学者数は3、095人(文1・・440人、理3・・101人) ハーバード大学の日本の高校からの入学者数は3名、   です。   116万人の小学生のうち、これらの1万人の子どもたちが合格した要因は、ほとんど家庭環境(親が勉強を教えている、文化素養が家族にある、代々そういう家系である、など)または地頭(その子に元々備わっているとしか思えない瞳の輝きや聡明さから醸し出されるオーラで、その正体は現在未解明)またはその両方、といっても過言ではありません。   この受験の現実に対応する方法は3つあります。 1.これは格差だ、ゆるせない・・・子どもたちの学習環境や受験システムの改革が必要になるだけではなく、「学び」「家」「社会」の概念そのものの変革が迫られます。現在、世界中にこれを達成している国はないでしょう。   2.そうなのか、ではうちもそんな家庭になろう・・・親が夜中に教材を作る・参考文献を読みまくる・博物館や演奏会、旅行に連れて行く・教養のある大人にどんどん会わせる、など親の多大なる努力が必要になります。   3.みんながやっているから、塾や問題集を使ってこどもの隙間時間を埋めるのは今後も続けていく。そのうち1万人に入れるかもしれない。   3は非常にリスキーです。3は、大学を「小中のような義務教育の延長線上にある、権威ある高等教育機関」と見なす傾向にあり、大学がもはや単なる商品、コモディティー化しつつあることが認識されていません。(そうならないように改革を行っている大学数校には心から拍手を送ります!)   つまり、お子さまの10人のうち9人はやらなくてもよい努力(学校で習ったことを貴重な放課後や土日にまた復習する、模試や問題集をありえないほど解く、など)に若い時間を費やしていることにそろそろ気づくべきです。その練習問題は、今、世界的に見て、お子さまが解く価値が本当にありますか?   そのように小学校から涙ぐましい努力を重ねても、社会状況からくる現実は下記のように大変厳しいものです。   現在、大学卒業後の就職率は67.3%、 安定的な雇用に着いていない者は20.7%、   1万人に入れても決して安心はできません。今後、職業の入れ替わりが大変激しいことが予想されるからです。   そんな今、上記1,2,3のような「今の受験対策」では満足できない層が着実に現れています。   その方々は、日本で現在評価される「学力」以外にも、子どもの能力の可能性は果てしなく広がっている、と考えます。彼らは現状の受験では満足しません。受験は社会の未来の姿を反映させる必要がある、と考えているからで、大学受験の現システムはこれにかなっていません。   その層が海外大学受験を考えるようになってきています。   では、今社会で必要とされる能力、今流行の海外大学受験で必要とされる学力以外の能力、の共通点は何でしょう。     それは、   1.チームとして動く際のリーダーシップ・大局観・協調性・対話力 2.個人として突き抜けた独創性・壁を越えられる力 3.総合的には、チームとしても個人としても常に進化できる、困難を克服できるパワー   です。それを支える家族の力、が大きいことは言うまでもありません。   このように、大学受験の世界も日々進化,変化しています。 18歳までの時間は親が思うよりも早く過ぎていくものです。 ご家庭で、もう一度、学校以外の時間を見直してみませんか。   ハーバード生と学ぶ英語ライティングセミナーSummer in JAPAN2014開催決定! ーーーーーーーーーーーーー   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら:   ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記 前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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