家庭を最強の私立校にする「世界に通用する一流の育て方」本日発売
こんにちは、廣津留真理です。 2024年もみなさんの幸せと子どもたちの将来のために、一生懸命がんばります。 本日は 1月7日発売「新版 世界に通用する一流の育て方」でできること これまでの私の30年余の教育プロフェッショナルとしての経験と、公立小中高からハーバード大学に2012年に現役合格した娘を育てた子育て経験から 自立した子どもに育てる家庭学習法をお伝えしているのがこの本です。 「新版 世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格」 旧版は2016年に発売され、「まさか日本の地方都市から留学経験なしの純ジャパ公立高校生がアメリカのトップ大学に、塾に一度も通わずに合格するなんてありえるのか」と話題になりました。 この2012年の廣津留すみれのハーバード合格は、・日本人も日本に在住しながら海外大学を受験していいし、・受験できるし、・合格できるのだ 日本中の子どもと親が、 「うちの子も海外留学できる!」 と、海外に対する心のハードルが下がり、夢を実現する希望になりました。 このあたりから日本の大学は、「大学も良い人材の取り合いグローバル競争になった」と焦りを感じて工夫を試みています。 廣津留真理は、娘を産んだ時から、ずっとこの時代、全てのものは世界中に選択肢がある そう思っています。 廣津留すみれは、ずっと好きなところで好きなことをする きっとそう思っていることでしょう。 子どもには自分以上に幸せになってもらいたい 親という存在は不思議なもので、自分より我が子が大切です。そうやって延々と昔から命を繋いできました。 少しでもより良いように、自立して親がいなくなった後もしっかり自分で自立して歩めるように、そして運がよければ、自分よりもSES(社会的経済的な立場)が高くなるように、と。 でも、実は、親がハッピーだと子どももハッピーなのです。苦しい時でも、文句を言わずにさらっと、なんでもやってのけている親に見せる「演技」をしてみてください。笑顔、毎日どれくらい笑っていますか。笑顔になるとハッピーになります。ぜひご家庭を幸せ色で包み込んでくださいね。 きっと全てがうまくまわっていきますよ。 勉強には2種類ある、と大人は子どもに説明すべき うちの子、勉強しないんです。継続できないんです。 よく聞きます。それは、親や大人や先生が、勉強には2種類あることを説明できていないから。 勉強① 好きなことを得意にする:Mastery Goal自分が好きなこと、やりたいことを自分で決めた目標に向かって、自分でどんどん追求する学習。自分でモチベーションがあり、小さな達成感を感じて上達していく過程で、自分はできる!という信念が高くなります。 勉強② 試験に合格する:Performance Goal社会に受け入れられるために、他人と競って席取りをする学習。要領よく点数アップして他者より勝るのが目標で、入試や採用試験など、ふるい落とすために作られているので内容は重要ではない。 ご家庭でよくある間違いは、②の受験勉強のみを「学習」と思い込んでいることです。点数をあげる〇〇対策に課金しまくり時間も取られて①の得意を伸ばして将来に生かす学習ができない結果に陥ります。①の自分でやりたいことをする時間と心の余裕をもたせてあげてください。 入試の問題は、一見大切そうに見えますが、実際は「ふるい落とす」ためだけに年々複雑化しているだけなので、そこを間違えて「将来この勉強が役にたつ」と思い込んだら大変です。 しかも、小学校や中学校でならうことは大学入試に出ませんよね、出るのは高校で習ったことです。小中は「勉強をする訓練」「机について考える訓練」の練習です。必要ない人には、全く必要ないです。 最初から小中をすっとばして、高校の内容をやったほうがいい ですよね。この本ではその「最初から難しいことをする」やり方を説明しています。 一方、①の好きなことのみをやっていたら、入試や就活のような席数が決まっている場面では準備がなくてふるい落とされてしまいます。こちらについても、家庭でできる準備を説明しています。 この本には「好きと得意」を伸ばしつつ「試験」も突破する 超効率的な方法を、具体例を豊富に交えて書きました。 p4 変化に惑わされない、自立できる子どもを育てるp7 家庭こそが最強の私立校p27 家庭では無償の愛を注ぎ、学校では人間関係を学ぶp42 学費は小中高12年間でたったの50万円p44 地方の公立校から海外のトップ校へp64 親子の散歩で体力づくりp68 小さな成功体験を積み重ねるp72一個人として節度を持って接するp78 「TO DO LIST」を活用するp102 模試を受けないp142 教育コストを低く抑えるP155 「読み書き」と「聞く話す」はまったくの別物 などなど、目次を読んだだけで興味津々ですね。 学校の勉強は平日だけ、週末は課外活動 これは「新版 世界に通用する一流の育て方」83ページに書かれています。娘廣津留すみれの合理的な時間の使い方で小学生の頃に感心したのは、ここ。 学校で習ったことは学校にいる間におさらいして宿題も済ませる アメリカの大学受験共通テストのSATでは、習った科目は忘れないうちに受験可能です。(すみれが受験した2012年から変わり今ではなんと国語と数学以外は共通テストから外されています) つまり、日本だと、わざわざ高3の冬にみんなが一斉に全国の受験会場に集まって、これまで習った全てをたった1回の受験でやってしまいます。これは、「おまえたち、これまで習ったことを忘れてないだろうな、しっかり復習して詰め込んでいるだろうな。できないやつは落とすぞ」という根性論的減点法です。 一方、SATでは、例えば高2の3学期に習った「世界史」は忘れないうちに高2の3学期に受験できるのです。その点を高3の受験までキープできるのです。これは「今があなたの学習記憶の頂点だから、やってごらんNOW。きっとできるよ」という励まし的加点法です。 すみれが小学生の時にやっていたオリジナル学習法は、まさにこのアメリカ方式! たとえば、2時間目に社会科を習ったら、休み時間か放課後にささっと復習して、宿題もその場でやってしまいます。わからなかったら、廊下や職員室の先生や友達をつかまえて尋ねます。 これで、 放課後おうちに帰ったらフリータイム、何でもできるのです すみれさんは、よく「To Do List」を使って 予定を詰め込むのはのんびり時間をつくるため と言っています。のんびり時間に創造性が高まり、リラックスできるのです。すみれさんは、何時間もかかるバイオリン練習、つまり「自分のやりたい学習①」に時間を当てていたのですね。 学校で習ったことに飾りつけをしたような問題を解くために塾に放課後通って受験準備しても、自分だけやっているなら抜きん出るかもしれないですが 「みんな」が課金してゲタを履かせているので結果はそう変わらない 私はそう思います。 この、学校ですべて済ませてのんびり時間をつくるやり方、ぜひマネしてみてください。 そのほか、もちろん英語学習法も合わせて公開しています! 廣津留真理&廣津留すみれの対談も収録しています 読んでいただけましたら幸いです。 「新版 世界に通用する一流の育て方 地方公立校から<塾なしで>ハーバードに現役合格」廣津留真理著、SB新書 2024/01/07発売 廣津留真理でした。 […]