あけましておめでとうございます。小中高生のための超効率オンライン英語教室、 ディリーゴ英語教室代表の廣津留真理です。 2023年もどうぞよろしくお願いいたします。 2022年の当校を振り返りますと、 小6が1級、小4が準1級合格 その他にも多数の英検合格者が出ました。 みなさま、おめでとうございます! ほかにも、 など多数のメッセージをいただきました。生徒さんの成長とそれをよろこんでいらっしゃるご家族のご様子が本当にうれしい限りです。 さて、 2023年に英語が変わる! と聞くと、どういうこと?と思われるかもしれません。 が、言葉は、世相や社会の動向と密接な関係があるので、2023年のトレンドを予測すれば、英語という言語がどう変わるのかがつかめます。 それでは、今年のトレンド予想、いってみましょう! 2023年はどんな年?流行は? はい、今年の傾向は、ずばりこの5つ ① のんびり時間の創出 英語では、昨年末にquiet quitting(静かなる退職)という言葉がバズりました。 自分の人生をもっと大事にしたいので、仕事をやめるわけではないけれど、しゃかりきに働いて時間やメンタルを犠牲にしてまでも出世やリッチライフは望まない。 椎名林檎じゃないですが、人生なんてあっちゅう間、ですからね。 問題はかけた時間ではなく、結果にある。長時間働くのがえらいとされていた習慣をやめて、優先順位を決めて大切なことだけやり生産性をあげるほうがむしろ良い気がします。 この件を20代のアメリカ人ハーバード大学卒業生とイエール大学卒業生に聞いたところ、1)給与額に合う働きをするだけのこと2)高給を出してくれるなら当然がむしゃらに働き立派な結果を出すつもり3)会社も経験豊富で実績のある即戦力が欲しいだろうから、そのためにもまずは自分のための時間を創出してスキルを積んでいく だそうです。なるほど。 また、 ② woke culture に疲れた人が出始めます woke cultureとは、言ってみればあらゆる差別に気づき、目覚め、2度と起きないようにする態度表明です。 黒人・女性・障害のある人・社会的不平等にさらされている人など弱いものに目を向けてフラットな社会を実現するために起きた社会現象です。が、なんでもかんでもに反対する人、正義を押し付ける人、時代背景などを無視して過去をほじくり返す人、などいきすぎることも。 何よりも、人々が疲れるのは、 あらゆることに自分の意見を持ち、表明しなければいけない雰囲気 これはキツいですよね、たしかに。何にでも白黒つけずにのんびりしたいですよね、たまには。 これについても前出の20代のアメリカ人ハーバード大学卒業生とイエール大学卒業生に聞いたところ、 wokeとは、みなが「あらゆるトピックに白黒つけて判断して発表」するのではないし、「政治的な判断を求められる」ものでもない。wokeとは、これまで無視されたり差別されたりし続けていたトピックについて、最初から毛嫌いするのではなく、「へーそんな考え方もあるんだ、知らなかったな、もっと教えて」と興味をもつだけでOK。そこから社会が良いほうに変化する。 なるほどです。若者はいつもいいことを言いますね! さらに、 ③ 好きなことをする人が増えます というのも、個人に価値がつけば売れる、それを人々はSNSで目の当たりにしたわけです。 好きなことで稼げるんじゃね?しかも、若いうちから結構な金額を。ということは、会社員なら副業で、フリーランスなら得意技を生かして、好きなことができるはず。 もう1つ、好きなことは仕事に限ったことではなく、趣味や推しやオタクなど、お金ではなく自分の好みを追求したい・1人で追求しつつ・好きを同志でシェアし合いたい このようなコミュニティ形成を望んでいます。 コロナ禍の後では、オフラインで人と直に触れあう機会の価値が高まっているように思えます。 つまり仕事で言えば、 ④ 個人の価値向上 を目指す選択肢が、若者の仕事観・キャリア観・人生観に顕著にあらわれ始めました。 You Tube、 Tik Tok、 Instagram、ゲーム実況 etc.個人が属人性をもって稼いでる。プチ起業、社内起業、副業etc. 属人性を持つ=特定の人間にしかできない、なのでこれまでは、 非属人化=だれでもできるようなシステムをつくって回して儲けよう、がえらかったのが、 とりあえず最初は属人で個人でいける、そこから分業して回していけばいい。特に若い世代にはこう響いているようです。 周りに気を遣うことは人一倍できる若い世代も、自分独自の好きを通してサービスや商品を提供して社会に役立ちたいと思っています。 これは、日本も履歴書の書き方として、〇〇学校卒業、〇〇会社勤務だけではなく積み重ねたスキルや専門分野を書き連ねていく英語のCV(履歴書)方式のように、自分の売りの明確化、差別化が浸透しているからかもしれません。 そして、昭和の終身雇用や、同じ会社に就社するのをよしとする価値観が消え、長期安定=✖️変化しない ○ 絶えず変化する その瞬間瞬間を大事に生きていく、そんな若者が増えているように思えます。私は常に「未来を予測する最善の方法は、自分が未来を創ることだ」と申しておりますが、 今どきの超優しい若者世代にとって、好きなことが一緒にできる仲間たちと今を生きつつ未来に続く社会に新しい価値を創造し続けていくことが最も大切になっているようです。 最後に、結論としてはこれらすべての変化に対応するには、やっぱり ⑤ セルフケアが一番大切です 自分を大切にできる人しか他人を大切にできない、とよくいいますが、それが2023年は本当にくるようです。 メンタルもボディも、セルフケアしていますか? 最後に自分を守ってくれるのは、家族でも会社でも社会でもなく、自分を大切にしようと深く思う「自分自身の意識」です。 セルフケア=自分を大切に、は甘えに捉えられがちです。・休みたい=いやいやさぼっていると思われる、・お金を自分のケアに使いたい=わがままと思われる我慢しなくちゃ、となってしまうとストレスが蓄積されて心身が弱ります。 そうなる前に、毎日の小さなセルフケアをしてみませんか。ご飯をおいしくいただく、よく眠る、適度な運動をする、好きな人に会って話す、旅行する、好きな本を読む、新しいことに1つ挑戦する。 自分がハッピーになれる充電法を見つけておくと、いざストレスで心身がきつい時にいいかもです。 私のセルフケア(仕事・生活・健康) 【仕事】大切なこと以外はしなくてもよい 【生活】健康一番 【運動】学校を出たら体育も部活もなく、運動は自分でみつけてやる! 学校を出たら体育も部活もなく、運動は自分でみつけてやるしかないので、 ハーバード生が見るwoke culture ところで、①のwoke cultureの影響は、私が運営しているサマースクールSummer in JAPANでも、 講師陣としてアメリカから招聘したハーバード大学生が、 ・浴衣で花火大会にいくイベントで「これは文化の剽窃ではないのか」=日本人でもないアメリカ人の若者が伝統の民族衣装を着る行為が日本をバカにしていると捉えられる可能性がある ・地元大分市の子どもたちに英語を教えるアウトリーチ・プログラムでは、「アウトリーチという表現は上から目線ではないか」=out にreachするとは恵まれない人に施すように聞こえる など侃侃諤諤です。 というわけで最後に、 英語を使う時には、細心の注意が必要になる へたな単語をコロナ前のノリで、今の空気を読まずに使うと、頭が悪いと思われて相手にしてくれない、そんな可能性もございます。 ややこしい世の中ですが、セルフケアで乗り切っていきましょう! 最後にお知らせ2つ たった75分で英語ゼロから一気に中2終了オンラインセミナー たった75分間のオンラインレッスン1回で、英語ゼロから英検4級まですすみます! アマゾン1位「英語ぐんぐんニャードリル」を使った日本最速英語レッスンです。 【日時】 2023年2/12(日)12:00~13:15お申し込みはこちら 2023年第1回を記念して、今回は特別に、 時間を10分延長してレッスンの最後に廣津留真理がみなさんのお悩みにお答えします。レッスンお申し込みの際に事前に、ご質問をご記入ください。 当日時間の許す限り、保護者さまのお悩みにお答えいたします。その間、レッスンで頑張ったお子さまは遊んでいてもちろん大丈夫です。 お申し込みはこちら 2023年2月初心者新クラス 現在、初級から英検1級合格済みクラスまで、すべてのクラスに入室可能です。 お問い合わせはこちら: 全くの初心者、および英語経験はあるけれども英会話やお遊びのみで英語の文章が読めない方、 2023年2月初心者クラスが開講になります。受付開始は2023年1月10日から。体験レッスンもございます。席が埋まり次第締切となりますのでどうぞお早めに。(当校の生徒さんのごきょうだいは優先受付とさせていただいております) お問合せ・お申し込みはこちら: それでは、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 ひろつるまりでした。 […]
Read More… from [祝]小6が英検1級、小4が準1級!2023年トレンド予想「次これ来ます」