こんにちは、廣津留真理です。 今日から4月!新入生、新学期、新社会人、みなさまおめでとうございます!陽も明るく、わくわくしますね。本日のテーマは、 成功する「平常心でマイペース」家庭の作りかた その前に本日のニュースを1つ。ハーバード大学の今年の入試合格率が発表されました。 Harvard Crimzonによると、 ハーバードの合格率はわずか3.16% 今年(2026年度卒業予定の学年)の合格率はなんと、3.16% と史上最も低く、総受験生61,220人中のたったの 1,954人です。 この受験生はおそらく全員ペーパーテストや学校の成績はトップクラスでしょうから、何が合否をわけたのかとても興味深いですね。 入学以降、学校にしっかり貢献をしてくれるか、 他の学生たちとチームとしてやっていける共鳴力があるか、 まわりに信頼されてリーダーシップを発揮できる決断力とかわいげがあるか、 人が圧倒されるような得意分野があるか、 そもそも性格が良いか このようなところも見られていると思います。 私が10年間SIJ サマーキャンプの運営を通じて、800人のハーバード大学生を見てきてそう感じます。 年収75,000ドル(900万円)以下の家庭の子は全員学費が無料 1,954人の全合格者のうち20.3%の親が高卒、54.2%が女子、人種の比率は白人 40.4%アジア人 27.8%黒人 15.5%ラテン系 12.6% など多岐にわたっています。 日本の大学もぜひ 親が高卒の子ども(first generation)の高等教育機会を増やす 未来を担う世代をサポートするために学費を安くするか奨学金を増やす 多様な子どもたちが集うような魅力ある学校作りをさらにがんばる など、がんばっていただき国際間の優秀な人材確保合戦で勝ち抜いてほしいです! しかし、どの子の親が高卒・年収がいくら、などの個人情報を受験生から集めること自体が日本では厳しそうですね。 (ちなみに、年収900万円以上でも金額に応じて奨学金がしっかり出ます) さて、本題です。 人は焦ると必ず失敗する 子育てもそうなんです。私はいつも、短期・中期・長期目標を立ててください、長期目線があれば、短期目標の到達であたふた焦らなくてもあとでいくらでも挽回できる、 そうお伝えしています。 また授業中は深呼吸で落ち着いてのぞむように指導しています。 私も英語教育30年超えて、生徒さんが次々と大人になっていきました。医療、教育、海外関連、クリエイティブ系など様々な分野で活躍してすばらしいです。 ディリーゴ英語教室は一度入室したら高校生まで続ける方が多く、その下のごきょうだいもその後入室されるので、長いおつきあいになるわけです。 私の生徒さんが結婚出産されて、ご自身のお子さまを当校に通わせている例もございます。どうりで私も歳をとったわけですね。。。でも信頼していただきとても光栄です。 そんな中でみてきた変わらぬ1つの真実、それは 落ち着いた家庭の子どもは伸びる 焦って、衝動的にメールやSNSを書いてしまった。焦って、衝動的につまらないことを口にしてしまった。 焦って、衝動的に子どもに失礼なことを言ってしまった。焦って、衝動的に子どもを侮辱するような発言をしてしまった。焦って、衝動的に子どもを他人の前で馬鹿にするようなことをしてしまった。 焦って、衝動的に先生やママ友に考える前に思ったまま愚痴をこぼしてしまった。焦って、衝動的に仕事仲間に言うべきでないことを口にしてしまった。 きりがないですが、これはすべて振り返りの時間無しにとっさにやってしまう行為で、結果はすべてそのうち自分に返ってきます。 人が焦る時は、 衝動的な幼児性が抜け切らないでまた克服する気もない 人より優位にいたいから人がカチンとくる言動をしてしまう 完璧主義で人のちょっとした間違いも気にさわる 自分も親に衝動的な言動をされてきてそれが当然になっている 疲れ切っていて人に当たって嫌われようがかまわないくらいヤケを起こしている などなど。はやいうちに解決したほうが自分の人生がよりよくなります。 呼吸を整える 平常心を保つ、私の解決方法その一。深い呼吸をします。何かしゃべったり行動したりする直前にやります。そうすると、「あれ、これは言ってもいいのかな。いややめておこう」「このネガティブ発言はポジティブ発言に変換して話そう」 このように相手の立場に立てるようになります。 子育てでは、子どもが何かしでかした時、何か言う前に一度後ろを向いて、ゆっくり息を吸って吐きます。その間に頭を冷やします。その間、わずか数秒。 これで、 ポジティブな肯定発言に変換する 言うのをやめる 笑顔をつくる 人は笑うから笑顔になるのではなく、笑顔をつくるから笑えるのです やってみてくださいね。 平常心を保つ、私の解決法その二。 長期目標を常に思う 長期目標は、社会に役立つ人になる、 これ一択です。 〇〇(職業)になる、ですと、その職業が未来には存在しないかもしれません。また、〇〇になる、と早期に決めてしまうと他の選択肢が見えなくなってかえって成長を止めてしまう可能性があるからです。 社会に役立つ人になる これは、どんな時代でも普遍です。 この長期目標さえあれば、 子どもが単語を週に100個覚えられなくても焦らないし、新学期初めての授業で忘れ物をしても頭から湯気を出して怒る必要もないし、他人の失敗にも寛容になれます。 4月、新緑のまぶしい季節、ぜひ「落ち着いた大人」になって今後もより素敵な人生を歩んでいってくださいね。 そんな落ち着いた、平常心の大人になれる廣津留真理の本はこちら:春の読書にどうぞ! 成功する家庭教育 最強の教科書(英語も漢字も音楽も家庭で)1日5分で身につく!小学生の英語(子育て漫画付き)世界のトップ1%に育てる親の習慣ベスト45(廣津留おすすめ本リスト付き)英語で一流を育てる 小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法(家庭で英検3級まで自学) マイペースでいきましょう! 廣津留真理でした。 […]
Read More… from 4月です!子どもがぐんぐん伸びる「平常心でマイペース」な家庭の作り方