今すぐ直せる、子どもに嫌われる親3つの特徴

今すぐ直せる、子どもに嫌われる親3つの特徴〜廣津留真理の子育て応援日記51 18歳までの子育てで、こんなことをついやっていませんか。 1.言葉と態度が違う 頑張ったけれど、結果がいまいち期待外れだったお子さまに、 「大丈夫、大丈夫。よくがんばりました。また次にもっとがんばろうね。」 と慰めながらも、無意識に、態度がこわばり、 「あ〜、この子はなんでダメなんだろう」というあきらめや焦燥感が身体全体から漂わせているケース。 子どもは、大人が思うよりも鋭い目線で親を見つめています。 口では、優しい言葉をかけても、ほんの少しの侮蔑の態度や怒りの感情を、子どもは見逃しません。 言葉をかける時は、言葉と態度で、意味が矛盾していないか、よく気をつけましょう。 これが度重なると、自己肯定感の低いお子さまになってしまいます。 大丈夫、と声かけをする時は、親自身がその言葉を120%信じましょう。 2.「あなたのためよ」 何らかの活動に乗り気でない子どもに、「これはあなたのためにやっているのよ」と、 親の選択したことを100%子どものためだ、と言い切ってしまう。 これは子どもにとって大変重たい言葉です。 大好きな親は裏切れない、でもその活動はあまりやりたくない。。 心から楽しめるように、その発言は控えて、 言葉ではなく、その活動をより楽しいものに工夫するなど、態度や行動だけで示すほうが得策ですね。   3.○○の天才 得意分野を持つ子どもを、小さい時に、○○の天才、として持ち上げる。 小さい頃にできる得意分野は、大人になってできることが大半です。 例:○歳で英検○○級、○歳で数列がわかる、○歳で難曲が弾ける、など そこが、その子の限界到達点だった時は親も子も本当に困りますね。 その後の活躍があればこそ、子ども時代のエピソードとして「○○の天才」話は使えますが、 そこからどうやって、人間性豊かな子どもに導くことができるか、 自立を促すことができるか、が親には問われます。 子どもは親とは、全く別人格です。 そばに寄り添い、密接に日々を過ごしながらも、 常に冷静な親としての自分がそこにいる、 そのような存在でありたい、と、私も親として、 自分自身にいつも語りかけています。 By ひろつるまり(Dirigo ブルーマーブル英語教室) 2月保護者クラス、どうぞお楽しみに! 英語だけではありません、4技能の老舗:Dirigo ブルーマーブル英語教室 英語4技能の老舗、大分トップの小中高英検1級・準1級合格率、 哲学・算数セミナー、 渡航不要、国内でハーバード生が教える安心・安全の英語ライティングセミナーSummer in JAPAN、 代表理事の廣津留真理が、日本のグローバル教育発展を目的に、 無償で4年間続けているグローバル教育プログラムです。 みなさまのご参加をお待ちしています! 最初からトップの教養を目指す保護者用お子さまサポート講座、 2020年に向けて、新しい一歩を踏み出してみませんか。 Dirigo ブルーマーブル英語教室:入室・お問い合わせはこちらまでメール*でお願いします。 *携帯メールやPCメールに返信できないケースが相次いでおります。 お確かめの上、ご送信くださいますようお願いいたします。   […]

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母親が息子を思うこの詩に感動、そして納得!

母親が息子を思うこの詩に感動! 〜いのち短し、恋せよ乙女〜勉強ばかりの青春は好きですか〜廣津留真理の子育て応援日記50 子育て真っ最中のみなさまに、詩をひとつご紹介します。 「絵本読んで、ママ!」と言っていた息子が大きく成長して、そばにはもういない、 その成長に、心からうれしいけれども、当時やってあげられなかった全てのことを、 ママがちょっぴり後悔する、息子が小さい頃が一番楽しかったと回想する、そんな内容です。 英語ですが、そんなに難しくないので、 英語はちょっと、といわずに、読んでみてください。 To My Grown-Up Son Alice E. Chase My hands were busy through the day, I didn’t have much time to play The little games you asked me to, I didn’t have much time for you.   I’d wash your clothes; I’d sew and cook, But when you’d bring your picture book And ask me, please, to share your fun, I’d say, “A little later, son.”   I’d tuck you in all safe at night, And hear your prayers, turn out the light, Then tiptoe softly to the door, I wish I’d stayed a minute more.   For life is short, and years […]

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親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前〜うまく独立心を養おう

親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前〜うまく独立心を養おう〜廣津留真理の子育て応援日記49 「子どもの宿題を親が手伝ってもよいのですか」 小学生の保護者様からこんなご質問をいただきます。 「子どもの宿題を手伝おうにも、私が英語が苦手で手伝えません」 これもよくメールをいただく内容です。 まず、「子どもの宿題を親が手伝ってもよいのですか」という言葉には、 「勉強とは、子どもが学校や塾で個人で解決すべき神聖なもので、独立心を培う試練である」 という、大人のものすごい勘違い、が背景にあります。 勉強は、ご家庭から独立した何か特別な分野では決して、全く、ありません。 独立心は、ご自分で強い興味をもつ分野を見つけたお子さまは、勝手に独立していきます。 お子さまと保護者様は興味関心の対象が異なります、 同じであったとしてもやり方は異なります。 これは、本当に不思議なくらいです。 お子さまが勉強している内容は、ご家庭で家族団らんのコミュニケーションの「トピック(材料)」です。 歴史・地理・理科の題材は、お受験に取り組むご家庭や、我が子に包括的な教養をつけたい保護者様は、 毎日なにかしら団らん食卓の話題にのぼっているものです。 旅行先や、庭の草花からも、勉強のトピックを探して楽しんでいるはずです。 お子さまの習い事の発表会や試合、コンクールなども、教養の一部として、育んでいます。 時にはお子さまに英語で話しかけ、英語の良い記事を見つけてやり、 国語は、ご家庭の蔵書から成長にふさわしい本を選んで、読了したら感想を言い合ってみる。 そういうご家庭では、「全国○○テストの点がどうだった」「○○科目がどうしてこんなにできないの、がんばりなさい」 などと、決してお子さまの前で話題にしませんよね。(ご夫婦の晩酌のネタにはなりえますが) いわゆる日本の中産階級は、そうやってご自身が培った教養を次世代に渡すことで、 お子さまが18歳までに精神的に独立して、高等教育へと進み、その後社会貢献していくように導いてきました。 入試の最大の勝ち組は、 入試が不要なご家庭、入試制度を利用しなくても高等教育が受けられるご家庭、です。 余計な競争に時間を使わずに、広い知識や教養を身につけるには、もってこいの環境です。 そのような特権のない、中産階級は、保護者様ご自身の教養が財産です。 それを、ごく普通に、生き様としてお子さまに見せ、住宅をそのような教養を受け継ぐ場として、 子育てをすることで、次の世代のお子さまも、同様の暮らしを当然のようにすることになります。 そのシステムを量産して、地方の隅々の全てのご家庭に行き渡らせようと、 商業的な教室が破竹の勢いでひろまったことで、良い面と悪い面がでてきました。 良い面は、より良い高等教育を受けられる層が広がったことです。 これまでは、ご自身がそのように育っていないために、 お子さまにより良い教育を受けさせることに気づかなかったご家庭が、 「がんばって勉強すれば、”高校時代”まではどうにでもなるんだ」 とわかったことです。 悪い面は、システムがひとりあるきして、目的が「テスト勉強」や「点取り合戦」に終始していることと、 大学入試にはその量産システムが通用しない、ということです。   つまり、システムの奥にある、「ご家庭での教養の継承」を飛ばして、 「テスト」「得点」「偏差値」などのわかりやすいものに左右される傾向があるご家庭のお子さまは、 逆に、18歳になっても「テストの点」が取れないことになります。 大学入試で点を取るのに必要なのは、 「テスト練習」ではなくて実は「高度な抽象化思考、論理性、地道な努力と教養」です。 「テスト、テスト」といわないことが、18歳での成功の秘訣です。 これまで当校に在籍して成功していらっしゃるどのご家庭にもそれが当てはまります。 「子どもの宿題を手伝おうにも、私が英語が苦手で手伝えません」とおっしゃる保護者様、 「家庭で教養を伝授する、とはどういいうことか」具体的にわからないと思う保護者様、 ぜひご参加ください。 by ひろつるまり 大分の英語塾 Dirigo ブルーマーブル英語教室     […]

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教育格差は家庭の子育て次第〜保護者様の相談クラス開催します

教育格差は家庭の子育て次第〜保護者様の相談クラス開催します〜廣津留真理の子育て応援日記48 外の基準にお子さまを合わせて評価していませんか? 偏差値、周りの目、あらゆるテストの評価、などに振り回されていませんか? 一番大切なのは、この世に生を受け、これからの数十年を生きていくお子さまの「人間」としての存在です。 保護者が唯一の価値と信じている外の価値基準は、実は時代や国で異なります。 価値観は180度変わることだってありますし、同じ国内でも社会階層で驚くほど異なります。 学校の選択や、テスト結果の不安から、お子さまの教育の」ほとんどを「外注」に出してしまっては、 本来、楽しいはずの一週間が、気がつくと学校と宿題と塾と習い事で埋まってしまい、 金銭的余裕は減り、反対に評価に対する気苦労とストレスが増えます。 ご家庭独自の教育方針を長期・短期視点から見つめたり、 保護者としてお子さまにどう生きてほしいかを深く考える時間やコミュニケーションを、 愛情を持って行うことで、 100%を外注に依存しない、 各ご家庭独自の、 とてもすてきな子育てと教育ができるはずです。 私のような教室経営者の元には、 「こうすれば生徒がやめない塾になるセミナー」 「【英語プリスクール】【英語4技能】と看板を出せば、今ならどんどん生徒が入会するコンサルタント」 など、儲かる塾経営の勧誘が次々と来ます。 そこにお子さまの教育を外注して、将来良い結果がうまれるのでしょうか。 皆と同じことをすると、「その他大勢」という塊の集団に埋もれてしまうのですよ。 せっかく、この世に生まれてきた、可愛い我が子の可能性がこんなに早い段階で潰れることが、こわくはありませんか。 学校や先生を選ぶのは、小さいお子さまにはできませんので、ご家庭の責任になります。 4月の新入学・新学期を前に、様々な不安や期待があります。 何百年と続く名門校で、ご家族代々学ぶお子さまもいます。 海外、国内と選択肢がたくさんあってかえって悩むというお子さまもいます。 「入試」という概念がないご家庭もあります。 しかし、地方には、少子化の今の時代に、中学校と高校と、2回も受験してしまい時間をムダにするお子さまや、 周りに難関校や伝統校もないのに、みなが行くからと、小学校4年から不要な塾通いをしてしまうお子さまもいます。 ここが格差のはじまりです。 そうすることで、 学力的には、テストや宿題の勉強のみになり、考える力や地頭が伸びずに結果大学入試に対応できない、 経済的には、いざ18歳で大学を選ぶ時に、教育資金がないから近所の国立に現役合格のみ、 と、本末転倒の結果になるご家庭がたくさんあります。 教育格差を経済格差のせいにする説がほとんどですが、 都会はそうであっても、 地方の場合は、「情報を知らない」から「外注に頼る」ことが最大の格差の原因です。 私のように、小学校1年生から高校3年生までの学費を 12年間で総額50万円に抑えた保護者からすれば、 近所の大学にお子さまが希望する専攻がないこともあります、 留学や大学院が必要になることもあります、 日本は大学授業料を保護者が支払うのが普通ですから、 そんな時のために、 教育資金は、18歳で活きるように、小学校から計画的に使うこと、をおすすめします。 地方の小学校や中学校の問題は、勉強から遠ざかっている保護者様にもご家庭で教えられます。 教えられなくても、支えることはできます。 「愛情」に勝るサポートはありません。 具体例がよくわからない、とおっしゃる方には、 保護者様のための教育サポート相談クラス、を近日開催します。 (今回はDirigo ブルーマーブル英語教室の生徒様の保護者様限定になります) お日にちはご希望の方にお知らせいたします。 ご希望の際は、お子さまの送迎の際に講師にお伝えください。 ブルーマーブル英語教室       […]

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ひろつるメソッドを自宅で真似たお母様、1ヶ月後の結果は?

ひろつるメソッドを自宅で真似たお母様談:ゼロから1ヶ月で英検5級合格、2ヶ月で4級合格レベルを超えた小学生の娘に納得!〜廣津留真理の子育て応援日記47 先日、Dirigo ブルーマーブル英語教室の無料体験レッスンにおみえになった母娘様、はきはきとして、長文もすらすら読める小学生のお嬢様でしたので、レッスン修了後にお母様に学習法を伺いました。 実は、上の娘(中学生)がDirigoブルーマーブル英語教室に通っているので、下の娘(小学生)にも見よう見まねで「ひろつるメソッド」を自宅でやらせてみたところ、 全くのゼロから1ヶ月で英検5級に合格して、さらに今2ヶ月目で英検4級が合格レベルを超えました。ここからは、上の娘同様に、開始して1年・週1回で英検2級レベルになるように教室に通わせたいと思います。 とのことでした。 ご家庭の教育に勝るものはありません。 特に、中3までの英語=英検3級レベル、は、どんなに英語が苦手な保護者様でもご家庭でのサポートが可能です。「サポート時間を定期的に作る」、これさえ守れば大丈夫です。お仕事をお持ちの保護者様は、ここで悩まれると思います。ですが、子育ては本当にあっという間です。 「入浴する」「外出の身支度をする」と同様の習慣として、「英語時間」を週に3日、1日10から20分、つくってみませんか。 ご家庭で親子でご一緒に過ごす時間を工夫して、英語を楽しみましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 小学生がゼロから英語を始める際は、 ABCから始めません、 歌と会話で終始しません、 フォニックスにこだわりません、 最初から「ものすごく英語ができる18歳」をめざします。 by ひろつるまり 大分の英語塾 Dirigo ブルーマーブル英語教室 新規開講クラスご予約受付中! 年長・小学生初心者クラス・・・ゼロから、または児童英語や総合塾の英語経験のみ 小中学生クラス・・・英検3級程度クラス 幼児クラス・・・英検4級3級程度クラス 中学生・・・英検2級準1級1級クラス 中高生・・・英検準1級1級クラス、ほかメールにてお問い合わせください Dirigo ブルーマーブル英語教室新規募集係、まで […]

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子育て応援日記46〜 医学部2023年問題って何?英語ができない親が我が子をTOEFL 100点にするには?

 医学部2023年問題って何?英語ができない親が我が子をTOEFL100点にするには?〜廣津留真理の子育て応援日記46   おこらず、責めず、説得せずに、お子さまに 「世界のものごとを学ぶ楽しさ」 「楽しみながら勉強をさせる方法」 を伝えましょう。 そうすることで、 小中高でムダな教育費を使わずに、 大学で必要になるまでキープして、 選択肢を広くしてあげましょう。 医学部も、教育のグローバル化により、 国際標準に見合う医学部=一流、 それ以外=二流、 になることが決まっています。 さらに、大学在学中に留学するには、 非常に高い英語力が必須となります。 12月13日(日)、すべてお話します。 みなさまのご参加をお待ちしています。 企画1:順天堂医学部大学生3名によるプレゼンテーション ・「The New England Journal of Medicine」に多数の実績を持つハーバード大学医学部教授に挑戦! ・アフリカでマラリア撲滅に挑戦! ・TOEFL 100点を取る方法 企画2:ハーバード大学医学部現役生 ・「医学部のキャンパスライフ〜なぜ勉強するのか」 企画3:お子さま向け授業 ・美しい数学 全員参加型のレッスンです、数検対応 ・ゆかいな哲学 クイズ形式で論理学を学びます 企画4:保護者様向け子育て・学習・変わる入試小中からの対策「自動車の時代が来ているのに、『もっと速い馬』を育ててどうするのですか〜今すぐ変えられる学習目標と習慣」 ・塾に外注・丸投げしていると100%失敗します、では英語や他の科目が得意でない親はどうやって家庭学習をすすめるのか ・2017年から変わる日本の医学部〜グローバル時代に対応する日本の大学、今から始めよう「超英語脳」対策 保護者様、お子さま単独でのご参加も可能です。 それでは当日、お待ちしています! 講師・スタッフ一同 お問い合わせはこちらまで:info@dirigo-edu.com 大分のトップ英語塾 Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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衝撃!大学ランキングは卒業生の給与額で決まる時代に

衝撃!大学ランキングは卒業生の給与額で決まる時代に〜廣津留真理の子育て応援日記45 入試が難しく、倍率が高い、つまり入学しにくい大学から上位校を決定する大学偏差値ランキングは、2009年の大学全入時代から、無意味になりました。   入試が難しい、偏差値の高い大学に入学したい、倍率が高い=人気があるから入りたい、と考える高校生や保護者がいなくなっています。 それはそうです。お子さまの学費を支える保護者の価値観が大きく変わってきたと同時にお子さま自身も、昭和とは全く異なる目で社会をみているからです。 1)グローバル化で、入る大学は全世界から選べるとわかった 2)社会の消費・経済活動を支えてきた中産階級や正社員が減少している 3)新しい社会価値の出現で21世紀を生き抜くために必要なものが明確にわからない 4)車・服・酒などにお金を使わない若い世代が、自分流のライフスタイルを作っている 5)自然災害のトラウマで、人間にはがんばってもどうにもならないことがあると悟った 一足早く、アメリカでは、 「学費が安くて、卒業後は給料が高い会社に就職できる大学」ランキング が次々と発表されています。 オバマ大統領と米国教育省:家庭の経済格差にかかわらず学習する子どもを応援する大学選び:https://collegescorecard.ed.gov/ The Economist:「入るのが難しい大学」ではない行く価値のある大学ランキング 米国シンクタンクBrookings Institution:「Value added University ranking 」 これらが示すのは、 ・その大学に入って学んだ学生が、その大学のおかげで明らかに就職に有利に働き、そうしなかった場合と比べて受け取る給与額が大きくなった であって、 ・はじめから努力する習慣が身についていて、しかも地頭が良い学生がエリート大学に入ったことで卒業後に給与の高い会社に入ったことは、必ずしもその大学が「すごかった」からではなく、元々その学生が「すごかった」から   という、これまで、みんなわかっていて、言いたかったけれども言えなかったこともそれなりに数値化しています。   まだまだ数字の間違いや、コンセプトそのものへの懐疑も多いこの新しいランキングですが、アメリカ人の大学選びだけでなく日本の教育業界にも、与える衝撃は大きいでしょう。 なぜなら、日本では、大学の存在意義がゆれていて、 良き人間として一生を過ごすための教養をたくさん身につける大学(本を読んだり講演やオンラインで自習すればよい) 卒業後に良い会社・良い仕事に就くための肩書きと準備を得る大学(就活の有利不利は大学の名前よりも選んだ学部で決まることが多い・) この大前提がことごとく消滅しています。 地方や教育情報弱者に向けた古くさい「偏差値ランキング」は一刻も早く捨てて、   アメリカのように、「子どもの頃から大学入学までに投資した学費に見合う結果が得られるのかどうか統計で示すランキング」か、そのコンセプトに反論するなら、全く新しい価値基準を日本の教育業界が示さない限り、   お子さまも保護者も、 とりあえず「医学部」を狙えば間違いないのでは? いやいや、実は中学入学までで人生の全てがきまるのでは? という疑心暗鬼状態が続くでしょう。 ーーーーーーーーーー 勉強をもっと未来志向に!絶賛ご予約受付中!ワンコインセミナーは12月13日です: たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部 概要:<お子さま向けレッスン> たのしい算数(フィボナッチ数列や指数関数などを楽しく学ぶ) 楽しい哲学(対話式のレッスンで哲学のテーマを楽しく学ぶ) <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部 お申し込み・お問い合わせはこちらまで: Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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池上彰「伝える力」を英語学習に活用する

池上彰「伝える力」を英語学習に活用する〜廣津留真理の子育て応援日記45   他人から信頼を得る2つの方法は、 1つはこの人は役に立つと思ってもらえること、 もう1つは率直に自分の弱点や失敗や晒すこと、だと言われています。 ベストセラーには、役に立つ情報が誰にでもわかるように書いてあります。 池上彰さんのベストセラー「伝える力」は、まさに上記の2つの条件を満たした上に、ジョークもちりばめられています。 そこで、何語であれ、伝えることを目的とする行動の基本を解説してくれる本「伝える力」を信頼して、英語学習に役立ててみることにします。 まず、だれにでもわかるように、難しいことを簡単に書く、ことです。 本質を深く理解していればいるほど、簡単にかけるはずだ、と池上さんは記しています。 私は日々英作文指導に力をいれているのですが、自分が知っていることは誰でも知っているはずだと思っているのか、説明不足の生徒さんが往々にしています。 常に客観的な視点に立って、初めて読む人にとって未知だと思われる情報を出す時は、短い平易な文で簡単に説明してから先に進むとよいですね。   次に、五感を大事にする、です。 生徒さんの作文は、書き慣れてくるとどんどん面白いものができて、講師陣は毎回楽しみにしています。それでも、頭で思い込んだ文章が綴られることが多いので、池上さんのおっしゃる通り、「色・音・味・におい・手触り」を盛り込んだ文章を書く練習をしてみましょう。 具体性があると、説得力がでますよ。 他にもたくさんあるのですが、最後に、接続詞を多用しない、です。 日本語のクセなのか、英作文を始めたばかりの生徒さんは、So, And, Butがあちこちに出てきます。池上さんは、「そして」「それから」は幼稚!論理的な文章を書けば接続詞は不要、とおっしゃっています。 黙読する際はものすごいスピードで一文一文と進んでいきますので、実は接続詞がなくても、文章同士のつながりはしっかりわかるものですよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新クラス受付中! お問い合わせはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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大学受験は無料、しかも学校の授業中に受けられるニューヨーク市

大学受験は無料、しかも学校の授業中に受けられるニューヨーク市 〜廣津留真理の子育て応援日記44 アメリカのセンター試験にあたるSAT(全米統一学力試験のようなもの)が来年2016年度から、ニューヨーク市全ての公立高校で無料になります。 New York Times   また、今は土曜日に実施されている受験が、今後は、平日に、自分の通う高校で受験ができるようになります。 すばらしいアイディアです。   以前、「両親共に四大卒でないご家庭の教育費はこうして削る」の記事で書いた、ファースト・ジェネレーション(第1世代)=両親が大卒でない家庭から初めて大学にいくお子さま、や、いろいろな背景をもつお子さまが大学に行くことで、教育格差を縮小し、多様性がうまれます。   こうしてどんどん大学を大衆化することで、 ①知の世界にだれでも到達することができ社会や暮らしを楽しむようになり ②学校の淘汰も進み ③現行の知の世界に飽き足らない先駆者が新しい領域を学校やその他教育サービスとして提供していき、 ④社会が進みます。 元々SATは、現行の日本のセンター試験と異なり、 ①良い点が出るまで何度も受験できます。 ②一回目は、習ったばかりで記憶がはっきりしている物理と世界史でいこう、2回目は○○、など、受験科目もそのつど選べます。 さらに、 ③無料です。学校で平日受験です。 これが加わるわけです。 日本でも、センター試験廃止後は、複数回受験を目指しているようです。 ぜひ、無料でかつ自分の高校で平日受験可能、を日本も実施してみてください。模試は廃止して、何度も本番を無料で受けられれば、生徒も家庭も助かります。 ご検討よろしくお願いします!   ついでに、学校で習ったことやわからないところを復習するために、塾や個別でわざわざ有料サービスを受ける制度も、できれば、平日、学校にいる間に無料でお願いします。 お金を払う教育サービスは、もっと、未来志向の、習って楽しい、今の時代に即した内容であるべきです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ワンコインセミナーご予約殺到中!】 ~たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部~ とき:12月13日(日)午前11:00〜午後12:30 ところ:大分市内大分駅周辺 <お子さま向けレッスン> ☆たのしい算数:だれでもわかる!日常生活の中の算数を楽しく学びます(数検対応) ・数学への興味を持ってもらい、 ・実生活に即した内容を用いて教えながらも、 ・数列、関数など数検にしっかり対応 ☆ゆかいな哲学:対話による授業で考える力を育みます <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部系大学院 ・2020年に向けて大学入試英語のどこがどう変わるのか、小中高で必要な準備とは ・アメリカの医学部の今〜ノーベル賞受賞者も必ず通る道、アメリカの大学での研究 ・帰国子女はどうやってバイリンガルを保つか ほか 前回セミナーの講師陣:順天堂大学医学部生・ハーバード大学医学部生・廣津留真理 ほか お問い合わせはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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入試問題がショボいことより、賢い子が行く大学がないことが大問題

入試問題がショボいことより、賢い子が行く大学がないことが大問題〜廣津留真理の子育て応援日記43 国内で安心・安全、ハーバード生が教える7日間「Summer in JAPAN」の共同設立者、廣津留すみれの新記事が、日経カレッジカフェに本日10月26日掲載されています。 チームラボ猪子氏にインタビュー「大学時代は人生唯一の暗黒時代」 デジタルアートで話題沸騰のチームラボのCEO、猪子寿之氏に ハーバード大学でインタビューしています。   チームラボ様には、Summer in JAPAN 2015の4つのワークショップのうち、これからを生きる子どもたちになくてはならない分野「ビジュアル・アーツ」に多大なご協力を賜りました。   5歳から20歳の受講生のみなさんが、チームラボの作品を目を輝かせて鑑賞、その後、世界を駆け回って活躍する同社の工藤岳様に英語で次々に質問をしていた、活気あふれるクラス風景は、SIJ代表理事として今でも強く印象に残っています。 こどもたちは、新しいテクノロジーが大好きです。好奇心も旺盛です。   インタビュー記事を読んでいると、「実際に東大に入ってみるとイメージと全然違った。新しいことを始めたいっていう仲間もいなければ、自分のやりたい事業を始めるためのスキルや方法を教えてくれる授業もなかった。まあ、東大に過度の期待をしていたんだよね。なので、暗黒時代に入っちゃったんだ。」 と猪子さんが語っていらっしゃいますが、   日本には、才能もポテンシャルもあるこどもたちがいるのに、 キラキラした好奇心を具体的なテクニックに落としこむ授業、 分野にかかわらず、新しい未来を創造できるような環境、 大学が丸ごと、未来を見据えた知の遊園地のようなキャンパス、 昭和に流行った偏差値以外の価値観で良さを実感できる大学、 がない、 つまり、吹きこぼれ*のお子さまが選択肢にできる大学がない、 これが最も大きな問題のように思えます。   今、大人こそが、 若かりし頃の「未知のものへの夢とあこがれ」「日々感じる好奇心」を取り戻して、 教育のあり方を問い直す必要に迫られています。 吹きこぼれ* 落ちこぼれの反対 あまりに賢いので、現状の授業では能力をもてあまし飽き足りない生徒 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 勉強をもっと未来志向に!絶賛ご予約受付中!ワンコインセミナーは12月13日です: たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部 概要:<お子さま向けレッスン> たのしい算数(フィボナッチ数列や指数関数などを楽しく学ぶ) 楽しい哲学(対話式のレッスンで哲学のテーマを楽しく学ぶ) <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部 お申し込み・お問い合わせはこちらまで: Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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