ひろつるメソッドとは
ひろつるメソッドは廣津留真理考案の英語学習法です。
その特徴は以下の通りです。
ひろつるメソッド基本中の基本
【親の心得】
親は子どもに毎日毎秒2つの愛情を示す
2つの愛情とは
①アンコンディショナル・ラブ
どんなときも何があってもあなたの味方です
②フル・アテンション
いつもあなたを見守っているから安心してください
褒めて伸ばす
・褒めて褒めまくる加点方式で育てる
・減点方式で子どもを萎縮させない
子どもは親の所有物ではない一人の個人だと毎日毎秒理解する
・親の古い価値を決して押し付けない
・子どもは未来からの使者、大人よりえらいと理解する
・小4で子どもが独立できるよう初めから思い切りかわいがる
親もアップデートする
【子どもの心得】
自分で考える
常識にとらわれないで社会に影響を与える人になる
・勉強を習慣化する
・難しいことから先にやる
・土日は好きなことをして「好きと得意」を伸ばす
日々の学習
ひろつる式のやり方
【初心者が勉強を習慣化するには】
① 音読から始めて、1日5分の継続でで英語学習を習慣化
② 問題は解かないで丸暗記する
③ 飽きる1分前にやめる
④ 小さな達成感で成功体験を積み重ねる
【難しいことから先にやる】
① 子どもには先にゴール(到達点)を見せる
親は自分の子供時代と我が子の子育てで、2度も子ども体験ができます。自分が1度失敗したことは原因がよくわかるので修正がききます。
英語とコンピュータサイエンスがグローバル時代に必須のスキルだと親御さんが気づいていれば早いうちに役立つ英語4技能を我が子に身につけるような環境を整えるはずです。
さらに、AIの台頭で自動翻訳が発展しているので英語教育に力を入れすぎてもオーバースペック(やりすぎ)で無駄になるとわかるはずです。
つまり、英語はお子さまが自分の「好きと得意」を磨き伸ばして社会に貢献するためのツールの一つなのです。
英語ができたらどんな未来が描けますか。ここからスタートです。
そして、難しいことから先にやりましょう。それは言葉の裏にある豊かな意味や文化を理解することなのです。ボキャブラリーの豊かさ、言語化能力はその子のその後の人脈やキャリアに大きくかかわってきます。どんな人と将来関わりあってどんな社会をつくりたいですか。
人は、たとえ何語を話していても、同じレベルの語彙を使う人と最も仲良くなります。たくさん単語を覚えて使いこなしましょう。
② 常識を疑いムダを一切排除する
初心者に
・文法
・歌、ゲーム
・和訳
・ローマ字
などは全てムダです。
はじめからどんどん単語を覚えて、難しい長文を音読して、読解します。
子どもにはそれがちっとも「難しくない」のです。大人が自分の体験とバイアスから英語は難しいと決めつけているだけなのです。
③ 長期・中期・短期目標を立てる
長期 | 得意分野で社会の役に立つ |
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中期 | 3年以内に有名なバイオリンコンチェルトを全てマスターする 5年後に海外トップ大学に入学して好きな研究をする 高校卒業までに得意分野で起業する 中学卒業までにダンスの舞台に立つ 1年で子ども向け語学アプリを作って販売する |
短期 | 今年の英検に合格する 作文コンクールに入賞する サッカーチームを地区大会で1位に導く おばあちゃんに自作の絵をプレゼントする 夏に蛍の観察をして英語で記録する |
【土日は好きなことをする】
効率よく先取りする理由は「のんびり時間」の創出です。
のんびり時間こそが創造性を生み出すのです。
① 人と違う、オンリーワンの得意分野を早期発見できる
② 好きなことを喜んでやっているうちに地道な努力が身に付く
③ 自分の頭で考えて自分の得意を生かしてサバイバル
④ 学校・塾・自習で同じ内容を何回もする時代は終了!
リーダーシップ・コミュニティ作り・スポーツ・芸術・音楽・教養・ボランティア・社会との関わり・最新スキル習得、などワクワクがいっぱい。
親は休日を楽しみにしていますよね、子どもだって土日祝の輝くような活動を手に入れられるのです。
【褒めて褒めて褒めまくる】
① 小さなタスクが終わる度に褒める
・スキンシップ法: よくできたね、とハグする。頭を撫でる。
・具体的に褒める:大きな声で読めたね。笑顔でできたね。昨日より早くなったね。
② 加点方式で育てる
・悪いところを探してけなして反省させるのが指導、そんな時代は終わりました。
できるところを見つけて褒めて伸ばします。
・コップに半分入った水をみて、「半分しかない!しかめ面」ではなく「半分もある!笑顔」何事もこれでいきます。
③ だれだってほめられると嬉しい
・自分がされていやなことは子どもにしない
「まだ宿題やってないの」「ぐずぐずしないで」「またさぼってる」
どうですか、これを大人の仕事に置き換えて考えると、とってもいやな気分ですね。いますぐやめましょう。
・子どもは人生経験が少ないので傷つきやすい
大人は軽口のつもりでも、子どもには大きな視点から物事を見る習慣がまだついていません。言い方には注意して、思っていることの60%程度にとどめましょう。
【親も常にアップデートする】
一生勉強の時代に突入しました。親御さんも常にご自身を磨いて、新しい情報・スキルを手に入れ、ステキな大人としてお子さまのロールモデルになりましょう。相互作用でお子さまも親も輝く笑顔の好循環が生まれます
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