地頭さえ鍛えておけば子どもは自分で学びます〜家庭で今すぐ始めよう

地頭さえ鍛えておけば子どもは自分で学びます〜子育て応援日記83

ご家庭で、お子さまの「地頭」を鍛えて磨けば、自分でぐんぐん伸びていきます。保護者様、先生も安心、大満足の結果を導く最速の方法です。

〇〇試験対策にはこの教材この塾、△△対策にはこちら、とイタチごっこのモグラたたきから解放されます。

 

地頭がいい、とはどんなこと
・自分を客観視できる→どこがなぜできないか分析して自分で解決できる

・まず全体を俯瞰的に把握して考えることができる→リーダーになれる

・常識にとらわれず、常に「ナゼ」と疑ってみる→発見や発明につながる

・自分の意見を上手に説明でき、相手の反対意見であっても平常心できける→味方をたくさん持てる

など、どれも一生の宝です。

地頭を鍛えるのはいつ？

・いまからでも遅くないのです、いつでも始められます

 

地頭力の具体的内容は？

１）メタ認知力
２）メタ言語力

まずはこの２つです。

１）自らを客観的に分析する

２）ある概念を、上位のレベルからみて抽象化する、説明できる

これができるように、ご家庭での円滑なコミュニケーションをやってみましょう。

１）を使うと、例えば、

・世界に２００近い国があり、それぞれに様々な教育のやり方がある。
・今の日本は少子化で大学の定員数が入学希望の子どもの数よりも多い。
・日本は国として教育改革に取り組んでいる真っ最中だ。
（結論）自分がいまやっている〇〇入試対策勉強は、2016年９月の世界状況の中で、本当にやる意義のある、将来必ず成功する勉強法なのだろうか。いや、私は一歩先をいこう。

 

くらいは中学生でも考えつくはずです。

２）の力を使うと、

・ネコ→動物→生物　　（上位の概念）

・「改革」とは仕組みの一部を変えること　（パラフレーズ /言い換え）

・「世界に通用する一流の育て方」→我が子をネタにしているが実は日本の教育の選択肢を増やしたい　（メタメッセージ /言葉から読み取れる真意）

など、勉強だけでなくあらゆる生活の場面で使えます。また、算数やコンピュータプログラムにも必須の技術です。

 

９月２５日（日）のワンコイン親子セミナーでは、英語学習法に加えて、「地頭をつくる方法」のようなお役立ち情報もお届けします！

P.S.拙著「世界に通用する一流を育てる」をご購読のみなさま、ありがとうございます！
by 廣津留真理