衝撃!大学ランキングは卒業生の給与額で決まる時代に

衝撃!大学ランキングは卒業生の給与額で決まる時代に〜廣津留真理の子育て応援日記45 入試が難しく、倍率が高い、つまり入学しにくい大学から上位校を決定する大学偏差値ランキングは、2009年の大学全入時代から、無意味になりました。   入試が難しい、偏差値の高い大学に入学したい、倍率が高い=人気があるから入りたい、と考える高校生や保護者がいなくなっています。 それはそうです。お子さまの学費を支える保護者の価値観が大きく変わってきたと同時にお子さま自身も、昭和とは全く異なる目で社会をみているからです。 1)グローバル化で、入る大学は全世界から選べるとわかった 2)社会の消費・経済活動を支えてきた中産階級や正社員が減少している 3)新しい社会価値の出現で21世紀を生き抜くために必要なものが明確にわからない 4)車・服・酒などにお金を使わない若い世代が、自分流のライフスタイルを作っている 5)自然災害のトラウマで、人間にはがんばってもどうにもならないことがあると悟った 一足早く、アメリカでは、 「学費が安くて、卒業後は給料が高い会社に就職できる大学」ランキング が次々と発表されています。 オバマ大統領と米国教育省:家庭の経済格差にかかわらず学習する子どもを応援する大学選び:https://collegescorecard.ed.gov/ The Economist:「入るのが難しい大学」ではない行く価値のある大学ランキング 米国シンクタンクBrookings Institution:「Value added University ranking 」 これらが示すのは、 ・その大学に入って学んだ学生が、その大学のおかげで明らかに就職に有利に働き、そうしなかった場合と比べて受け取る給与額が大きくなった であって、 ・はじめから努力する習慣が身についていて、しかも地頭が良い学生がエリート大学に入ったことで卒業後に給与の高い会社に入ったことは、必ずしもその大学が「すごかった」からではなく、元々その学生が「すごかった」から   という、これまで、みんなわかっていて、言いたかったけれども言えなかったこともそれなりに数値化しています。   まだまだ数字の間違いや、コンセプトそのものへの懐疑も多いこの新しいランキングですが、アメリカ人の大学選びだけでなく日本の教育業界にも、与える衝撃は大きいでしょう。 なぜなら、日本では、大学の存在意義がゆれていて、 良き人間として一生を過ごすための教養をたくさん身につける大学(本を読んだり講演やオンラインで自習すればよい) 卒業後に良い会社・良い仕事に就くための肩書きと準備を得る大学(就活の有利不利は大学の名前よりも選んだ学部で決まることが多い・) この大前提がことごとく消滅しています。 地方や教育情報弱者に向けた古くさい「偏差値ランキング」は一刻も早く捨てて、   アメリカのように、「子どもの頃から大学入学までに投資した学費に見合う結果が得られるのかどうか統計で示すランキング」か、そのコンセプトに反論するなら、全く新しい価値基準を日本の教育業界が示さない限り、   お子さまも保護者も、 とりあえず「医学部」を狙えば間違いないのでは? いやいや、実は中学入学までで人生の全てがきまるのでは? という疑心暗鬼状態が続くでしょう。 ーーーーーーーーーー 勉強をもっと未来志向に!絶賛ご予約受付中!ワンコインセミナーは12月13日です: たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部 概要:<お子さま向けレッスン> たのしい算数(フィボナッチ数列や指数関数などを楽しく学ぶ) 楽しい哲学(対話式のレッスンで哲学のテーマを楽しく学ぶ) <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部 お申し込み・お問い合わせはこちらまで: Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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池上彰「伝える力」を英語学習に活用する

池上彰「伝える力」を英語学習に活用する〜廣津留真理の子育て応援日記45   他人から信頼を得る2つの方法は、 1つはこの人は役に立つと思ってもらえること、 もう1つは率直に自分の弱点や失敗や晒すこと、だと言われています。 ベストセラーには、役に立つ情報が誰にでもわかるように書いてあります。 池上彰さんのベストセラー「伝える力」は、まさに上記の2つの条件を満たした上に、ジョークもちりばめられています。 そこで、何語であれ、伝えることを目的とする行動の基本を解説してくれる本「伝える力」を信頼して、英語学習に役立ててみることにします。 まず、だれにでもわかるように、難しいことを簡単に書く、ことです。 本質を深く理解していればいるほど、簡単にかけるはずだ、と池上さんは記しています。 私は日々英作文指導に力をいれているのですが、自分が知っていることは誰でも知っているはずだと思っているのか、説明不足の生徒さんが往々にしています。 常に客観的な視点に立って、初めて読む人にとって未知だと思われる情報を出す時は、短い平易な文で簡単に説明してから先に進むとよいですね。   次に、五感を大事にする、です。 生徒さんの作文は、書き慣れてくるとどんどん面白いものができて、講師陣は毎回楽しみにしています。それでも、頭で思い込んだ文章が綴られることが多いので、池上さんのおっしゃる通り、「色・音・味・におい・手触り」を盛り込んだ文章を書く練習をしてみましょう。 具体性があると、説得力がでますよ。 他にもたくさんあるのですが、最後に、接続詞を多用しない、です。 日本語のクセなのか、英作文を始めたばかりの生徒さんは、So, And, Butがあちこちに出てきます。池上さんは、「そして」「それから」は幼稚!論理的な文章を書けば接続詞は不要、とおっしゃっています。 黙読する際はものすごいスピードで一文一文と進んでいきますので、実は接続詞がなくても、文章同士のつながりはしっかりわかるものですよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新クラス受付中! お問い合わせはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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大学受験は無料、しかも学校の授業中に受けられるニューヨーク市

大学受験は無料、しかも学校の授業中に受けられるニューヨーク市 〜廣津留真理の子育て応援日記44 アメリカのセンター試験にあたるSAT(全米統一学力試験のようなもの)が来年2016年度から、ニューヨーク市全ての公立高校で無料になります。 New York Times   また、今は土曜日に実施されている受験が、今後は、平日に、自分の通う高校で受験ができるようになります。 すばらしいアイディアです。   以前、「両親共に四大卒でないご家庭の教育費はこうして削る」の記事で書いた、ファースト・ジェネレーション(第1世代)=両親が大卒でない家庭から初めて大学にいくお子さま、や、いろいろな背景をもつお子さまが大学に行くことで、教育格差を縮小し、多様性がうまれます。   こうしてどんどん大学を大衆化することで、 ①知の世界にだれでも到達することができ社会や暮らしを楽しむようになり ②学校の淘汰も進み ③現行の知の世界に飽き足らない先駆者が新しい領域を学校やその他教育サービスとして提供していき、 ④社会が進みます。 元々SATは、現行の日本のセンター試験と異なり、 ①良い点が出るまで何度も受験できます。 ②一回目は、習ったばかりで記憶がはっきりしている物理と世界史でいこう、2回目は○○、など、受験科目もそのつど選べます。 さらに、 ③無料です。学校で平日受験です。 これが加わるわけです。 日本でも、センター試験廃止後は、複数回受験を目指しているようです。 ぜひ、無料でかつ自分の高校で平日受験可能、を日本も実施してみてください。模試は廃止して、何度も本番を無料で受けられれば、生徒も家庭も助かります。 ご検討よろしくお願いします!   ついでに、学校で習ったことやわからないところを復習するために、塾や個別でわざわざ有料サービスを受ける制度も、できれば、平日、学校にいる間に無料でお願いします。 お金を払う教育サービスは、もっと、未来志向の、習って楽しい、今の時代に即した内容であるべきです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ワンコインセミナーご予約殺到中!】 ~たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部~ とき:12月13日(日)午前11:00〜午後12:30 ところ:大分市内大分駅周辺 <お子さま向けレッスン> ☆たのしい算数:だれでもわかる!日常生活の中の算数を楽しく学びます(数検対応) ・数学への興味を持ってもらい、 ・実生活に即した内容を用いて教えながらも、 ・数列、関数など数検にしっかり対応 ☆ゆかいな哲学:対話による授業で考える力を育みます <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部系大学院 ・2020年に向けて大学入試英語のどこがどう変わるのか、小中高で必要な準備とは ・アメリカの医学部の今〜ノーベル賞受賞者も必ず通る道、アメリカの大学での研究 ・帰国子女はどうやってバイリンガルを保つか ほか 前回セミナーの講師陣:順天堂大学医学部生・ハーバード大学医学部生・廣津留真理 ほか お問い合わせはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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幼児の英検4級・5級合格おめでとう!

10月の英検試験の嬉しい結果報告が次々に届いています! ★幼児クラスのみなさま、英検4級・5級合格おめでとうございます! 週1回75分のレッスンで、保護者様の送迎の手間も最小限。 お子さまは、英語以外の「好き」や「得意」を伸ばす時間がもてます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 10月26日、11月新規クラスの模擬レッスンご参加ありがとうございました! ★11月新規月曜19時クラス・・小学生が英語を始めて1年で大分上野丘高校の英語教科書が読めるクラスです。残席僅かです、お申込みはどうぞお早めに。 幼児クラス(月)もこの度、若干名募集いたします。 お問い合わせ・お申し込みはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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入試問題がショボいことより、賢い子が行く大学がないことが大問題

入試問題がショボいことより、賢い子が行く大学がないことが大問題〜廣津留真理の子育て応援日記43 国内で安心・安全、ハーバード生が教える7日間「Summer in JAPAN」の共同設立者、廣津留すみれの新記事が、日経カレッジカフェに本日10月26日掲載されています。 チームラボ猪子氏にインタビュー「大学時代は人生唯一の暗黒時代」 デジタルアートで話題沸騰のチームラボのCEO、猪子寿之氏に ハーバード大学でインタビューしています。   チームラボ様には、Summer in JAPAN 2015の4つのワークショップのうち、これからを生きる子どもたちになくてはならない分野「ビジュアル・アーツ」に多大なご協力を賜りました。   5歳から20歳の受講生のみなさんが、チームラボの作品を目を輝かせて鑑賞、その後、世界を駆け回って活躍する同社の工藤岳様に英語で次々に質問をしていた、活気あふれるクラス風景は、SIJ代表理事として今でも強く印象に残っています。 こどもたちは、新しいテクノロジーが大好きです。好奇心も旺盛です。   インタビュー記事を読んでいると、「実際に東大に入ってみるとイメージと全然違った。新しいことを始めたいっていう仲間もいなければ、自分のやりたい事業を始めるためのスキルや方法を教えてくれる授業もなかった。まあ、東大に過度の期待をしていたんだよね。なので、暗黒時代に入っちゃったんだ。」 と猪子さんが語っていらっしゃいますが、   日本には、才能もポテンシャルもあるこどもたちがいるのに、 キラキラした好奇心を具体的なテクニックに落としこむ授業、 分野にかかわらず、新しい未来を創造できるような環境、 大学が丸ごと、未来を見据えた知の遊園地のようなキャンパス、 昭和に流行った偏差値以外の価値観で良さを実感できる大学、 がない、 つまり、吹きこぼれ*のお子さまが選択肢にできる大学がない、 これが最も大きな問題のように思えます。   今、大人こそが、 若かりし頃の「未知のものへの夢とあこがれ」「日々感じる好奇心」を取り戻して、 教育のあり方を問い直す必要に迫られています。 吹きこぼれ* 落ちこぼれの反対 あまりに賢いので、現状の授業では能力をもてあまし飽き足りない生徒 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 勉強をもっと未来志向に!絶賛ご予約受付中!ワンコインセミナーは12月13日です: たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部 概要:<お子さま向けレッスン> たのしい算数(フィボナッチ数列や指数関数などを楽しく学ぶ) 楽しい哲学(対話式のレッスンで哲学のテーマを楽しく学ぶ) <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部 お申し込み・お問い合わせはこちらまで: Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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中学生の英検準1級一次試験、合格おめでとう!

10月の英検一次筆記試験の嬉しい結果報告が次々に届いています! ★中学になってゼロから英語を始めて、準1級に高得点で合格した中学生! ★この夏にゼロから英語を始めて3 か月で5級に合格した小学生!   などなど、ブルーマーブル英語教室の生徒さんの合格のお知らせが届いています。 みなさん、本当におめでとうございます! 3級以上の生徒さんは、11月の面接試験に向けて、がんばりましょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 10月26日(月)11月新規クラスの模擬レッスン日です! ゼロから始める英語〜小学生が英語を始めて1年で大分上野丘高校の英語教科書が読めるクラス、の 模擬レッスン開催します。 お問い合わせ・お申し込みはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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ショパンコンクールの優勝者はなぜ上手いのか

ショパンコンクールの優勝者はなぜ上手いのか〜廣津留真理の子育て応援日記42 第17回ショパン・ピアノコンクールの結果が今週発表になりました。 6位までに入賞された方はもちろん、その他の参加者もみなさんすばらしい実力の持ち主です。 楽器を弾かない人にとっては、10代後半から20歳の若者があれだけのテクニックで難曲を次々とこなしていくのは本当に驚くべきことです。どうやってその技術を身につけたの?と。   しかし、そこには「上達する英語教育」にも通じる、1つの真実があるのです。   このようなコンクールに出るお子さまは、 はじめから難曲が弾けるのです。   楽器といえば、ドレミを習って、簡単な曲やドリルのような練習曲を順番にこなしていって、いつかは大曲に、と思っているうちに、練習の退屈さや曲が進まないことを自分の限界だと捉えて、楽器を習うこと自体をやめてしまい、難曲にはたどり着けません。   しかし、上手いお子さまは、10歳になるよりずっとずっとずっと以前に、大曲をたくさん弾いています。普通の人が何年もかかってたどっていく(と信じ込んでいる)ドレミやドリルや簡単な曲はさっさと終えているのです。大曲をはじめから習っているのです。   ご家庭でゴールを高く設定していたこと、 良い指導者にめぐり会うよう保護者様が妥協せずに尽力したこと、 お子さまが、その習い事を、好きを通り越すくらい夢中になったこと、 その違いは本当に大きくでます。   英語もそうです。英語ができるお子さまは、 はじめから難しい英文が読めるのです。 たとえば、大きくなってから自然にできることに、お子さまの貴重な時間を使うのをやめるだけでも、ムダな教育投資を防いで、お子さまの「好き」を伸ばす時間に使えます。 (英語のムダの例) ・ABCを書く練習、簡単な単語を書く練習 ・英語の歌、ゲーム ・中学校3年間の英語先取り(中身がないのでやる意味がない) ・ご家庭が英語環境ではないのに、習い事の場だけの”こども会話”の英語 など 小学生のうちにこれを続けてから、中学校の英語がはじまると、 「英語科」は、楽しくもなんともない科目になってしまいます。 また、上記のことができても何も身についていないことと同じですから、 中1でゼロから英語を始めるお子さまと、同じスタート地点につくことになります。 当校では、今年5月に始まったクラスの中1生が、ゼロから始めてすでに高校2年生レベルの文章を読んでいます。このように、中1からでも間に合うのであれば、敢えて小学校で英語をせずに、得意を伸ばすことに集中するのもありでしょう。 英語をするのであれば、子どもだましではなく、4技能をしっかりとやるべきです。 みなが信じている「学習の順番」や「難易度」は、こどもたちから見れば、大人の勝手な都合であり、能力を伸ばすことに役立つどころか、その反対です。 何事も、最初が肝心、です。 大切なのは、「何歳から始めた」では全くありません、 「何をどのように」継続してやっているか、です。     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 10月26日(月)11月新規クラスの模擬レッスン日です! ゼロから始める英語〜開始して1年で大分上野丘高校の英語教科書が読めるクラス、の 模擬レッスン開催します。 お問い合わせ・お申し込みはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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英語作文が学年1位になりました、おめでとう!

高校の、英語ライティングで学年1位になりました、 とうれしいお知らせをしてくださったAくん、おめでとうございます。 毎週毎週、雨の日も風の日も、エッセイライティングを続けてきた甲斐がありましたね。 これからも、言いたいことや、日本語ではうまく言えないことでも、どんどん英語で発信していってください。 ーーーーーーーーーーーーーーー 10月26日(月)11月新規クラスの模擬レッスン日です! ゼロから始める英語〜開始して1年でに大分上野丘高校の英語教科書が読めるクラス、の 模擬レッスン開催します。 お問い合わせ・お申し込みはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact Dirigo ブルーマーブル英語教室 […]

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両親共に四大卒でないご家庭の教育費はこうして削る

両親共に四大卒でないご家庭の教育費はこうして削る〜廣津留真理の子育て応援日記41 両親が大卒でない家庭から初めて大学にいく子どもが出ることを、ファースト・ジェネレーション(第1世代)、といいます。 そのお子さまも家族も、初めての経験であるがゆえに、義務教育から大学進学に有利な高校、さらに高校から大学へ進学する方法がよくわからず、周りの情報「あれがいいらしい」「これが合格に効く」などに振り回されてしまい、結果、ムダな時間とお金を使ってしまっています。 日本では、片方の親が四大卒以上であっても、ご家庭で教育の中心を担う方の親=たいていは母親、が四大卒でなく”受験というイベント”の経験がない、場合も同様のことが起きています。 今、大学入試改革と高校から大学へのスムースな移行などが盛んに議論されており、日本の大学は行くだけムダである、学生はバイトと遊びばかり、先生は何もしない、文系学科はさらにムダ、むしろ手に職をつけたほうが良い、のような言い方がされます。 しかし、ファースト・ジェネレーションのご家庭にとって、そんなことは、どうでもいいのです。学士どころか修士・博士まで、海外で学位を取得したようなみなさんが何を言おうが、 日本の高校生の半数以上が大学に行く今、学士号(四大卒)は、誰もがとりあえず持っているべきコモディティー(商品)として、楽しい青春の思い出に、就職用に、必要なものなのです。 さて、ご存じのように、日本では、大学に入りたい高校3年生は、全員大学に入学できます。 日本の全日制高校に通う高校3年生の数は1,050,784人です。(平成26年) そのうち、大学に進学を希望するものは590,000人です。 日本にある大学の数は780校(国立86,公立92、私立603)です。 大学の定員は、計585,560人(国立96417、公立28,892、私立460,251)です。 しかも、一般入試といって、お子さまが必死で勉強してきた算数国語理科社会などの学科を筆記試験として課す大学は、なんとそのうちの57%に過ぎません。そのほかは推薦とAO入試です。(平成26年) 勉強、勉強、と言って過ごして、18歳でこの現実、どう思われますか。 私は、ファースト・ジェネレーションのご家庭がどんどん学士号を取って、社会のあらゆる場面で活躍するのを応援する立場として、また、娘の教育費を小中高12年間で50万円(給食費他を入れて100万円)で済ませたもとのとして、 2つのポイント、 ①教育費と時間のムダを減らして得意分野を伸ばすこと、 ②大学受験の経験のある保護者様がご家庭でやっている、ちょっとした学習の工夫をすること、が大切だと考えます。 OECDの調査でもわかるように、日本の教育水準はとても高く、読み書き計算など、日本全国津々浦々に行き渡り、それはすばらしい、日本が世界に誇れるものの1つです。 ただ、惜しいのは、それがすべてオーバースペック(今の社会のニーズ的に不必要なことまで時間を割いて習得している)で、他のことに時間を割けなかったり費用がかかりすぎることです。 たとえば、英語は、保護者のみなさんが習った、”文法の順番通りに進み、学齢が上がるごとに読む英語長文が長くなる”、はいまどきあり得ません。あの学習法は、時代が生み出した教授法の単なる1つの例で、誰でも教えられることで普及しただけです。 今は、当校でやっているように、小学生の時点で、最初から大学入試に求められる英語をやることで、あらゆるムダな時間と費用が削減できます。 現在、中学1年生が、大分県トップ進学校の高校2年生の副教材を使用していますが、“らくらくと”こなしています。なぜなら、日本の英語科は、実はとても簡単だからです。 英語はまずABCから、Be動詞をやって、関係詞がどうの、などは、古くて非効率です。 しかも、中3までの英語と高校の英語には関連性は全くないので、中3までの範囲の極端に少ない英語で作られた問題をいくら解いても、高校の英語が上手になることはありません。 ファースト・ジェネレーションのご家庭では、これに気づかずに、中学英語・高校入試英語・さらに小学校で中学準備英語に時間とお金をかけてしまい、肝心の高校で英語が伸びずに大学の選択範囲が狭まることが十分考えられます。 算数も同じことがいえるでしょうし、他の科目も同様です。そのように、これまでの教え方に拘らない、教育を受けるお子さまたちが最大の利益を受けることができる教育改革が進むことを望みます。 ②のファースト・ジェネレーションのご家庭で、家庭教育をどのように進めるか、これは下記のセミナーにてお話するお時間があると思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ワンコインセミナーご予約殺到中!】 ~たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部~ とき:12月13日(日)午前11:00〜午後12:30 ところ:大分市内大分駅周辺 <お子さま向けレッスン> ☆たのしい算数:だれでもわかる!日常生活の中の算数を楽しく学びます(数検対応) ・数学への興味を持ってもらい、 ・実生活に即した内容を用いて教えながらも、 ・数列、関数など数検にしっかり対応 ☆ゆかいな哲学:対話による授業で考える力を育みます <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部系大学院 ・2020年に向けて大学入試(英語)のどこがどう変わるのか、小中高で必要な準備とは ・アメリカの医学部の今〜ノーベル賞受賞者も必ず通る道、アメリカの大学での研究 ・帰国子女はどうやってバイリンガルを保つか 前回セミナーの講師陣:順天堂大学医学部生・ハーバード大学医学部生・廣津留真理 ほか お問い合わせはこちらまで:https://dirigo-edu.com/contact […]

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500円レッスン「算数・哲学・アメリカの医学部」ご予約開始!

ワンコインセミナー:たのしい算数、ゆかいな哲学、変わる大学入試とアメリカの医学部 <お子さま向けレッスン>たのしい算数(フィボナッチ数列や指数関数などを楽しく学ぶ) ・数学への興味を持ってもらい、 ・実生活に即した内容を用いて教えながらも、 ・数検にしっかり対応 <保護者様向けレクチャー>変わる大学入試とアメリカの医学部 ・2020年に向けて、大学入試のどこがどう変わるのか、 ・小中高でどのような準備をすればよいのか、 ・帰国子女にとっての大学入試 ・アメリカの医学部の今〜ノーベル賞受賞者も必ず通る道、アメリカの大学での研究、 ほか とき: 12月13日(日)午前11:00〜午後12:30 ところ: 大分市内駅周辺(受講される方にお知らせします) 講師: 廣津留真理と個性あふれる医大生3名(TOEFL 114点、東大文Iから転身、テニスの王子様) 受講生: 掛け算、割り算がわかる小・中学生、その保護者様 料金: Dirigo ブルーマーブル英語教室生徒様・保護者様 お一人様 500円 外部のお子さま・保護者様 お一人様1000円 お席に限りがございますので、お申し込みはどうぞお早めに。 前回セミナーの講師: 廣津留真理、順天堂大学医学部生、ハーバード大学医学部生、ほか   お問い合わせ、お申し込みはこちらまで: https://dirigo-edu.com/contact […]

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