ここが違う!子どもを伸ばす親の声かけ VS ダメにする親の妄想スパイラル
こんにちは、ひろつるまりです。 廣津留真理の最新記事 娘をハーバードに送った母が語る、親に必要な「編集力」 ぜひご一度ください! リンクはこちら:育てるを考える「KIDSNA」さんのウェブ誌です。 内容は、 現役ハーバード生800人の履歴書とエッセイをこれまでにみてきた私が分析する、 1)子どもの好きや得意を伸ばすために親ができること 2)自信を持って物事に取り組み、ホンモノのコミュ力を身につける子どもに育てるために親ができること この2点です。 そのために、 親は心配と妄想をやめて子どもを100%信頼する (以下、記事からの抜粋を少々) 心配は、「宿題やったの?」「あなたが心配だからいうのよ」といった声かけに表れます。 妄想は、「勉強の合間に漫画を読んでるんじゃないか」「こんなにゲームをして学力が下がらないか」といった不安に。 子どもは、自分は信用されてないと感じ取ってしまいます。 恋愛に例えると分かりやすいですが、恋人に「浮気してるんじゃないか」という気持ちをぶつけ続けたらお相手は自分が信頼されていないことに不信感を抱き破局する可能性だってあるわけですが、親子の場合は、破局できない。 それに甘えて、親子の関係では特に、感情がそのままだだ漏れになりやすいです。 いくら幼くても、子どもは親とは別人格と認識してわが子を個人として尊重することが大切ですね。 未就学児の頃から、あなたを100%信頼してますと態度と言葉で伝えていくためには、 「何かができたら褒める」といった条件付きの愛ではダメ。 子どもは親の些細な言動に敏感で、空気の機微をキャッチするのに長けていますから、 「私は包容力がなくて」と相談される親御さんにも、 「包容力がある“ように見せる”」というひと手間の努力がとても大切です。 親は子どもに伝える言葉と伝えない言葉を“編集”しながら会話する 親に必要な「編集力」とは、 表に出す感情と出さない感情を精査して、 子どもに伝える言葉と伝えない言葉を“編集”しながら会話するということ。 私は娘が2歳の頃から会話の中では思ったことの60%くらいを伝えるようにしていました。 無駄を削ぎ落として主旨のみをシンプルに伝える、ネガティブなことは言わない。 どの親も、子どもを愛していて伸びてほしいという気持ちは同じです。だから、心配や不安や怒りをぶつけるのではなく、そういったものをカットしていった先に残る、シンプルな気持ちを伝えるだけ。 (続きは記事本編をご覧ください) 英語では、よくこう言われます。 Behind every young child who believes in him/herself is a parent who believed first. 自己肯定感の高い子どもの後ろには、必ず、一番先にその子を100%信じてきた親の存在がある。 心配されるのはいい迷惑、愛情の証ではありません 前述のように、弱った時、困ったときに、人はよからぬ発想をしてしまいがち。 私は親から「あなたが心配」と言われるのが世界で一番イヤでした笑。 親にしてみれば、心配=あなたのことを思っている=愛情の証、でしょうけれど、 それは表現方法がまちがっていますね。 私って信用ないな。。。 私のどこが信頼できないのかな。。 外からみたら私ってそういう風に思われているのかな。。 こんなネガティブな感情しかわきません。 そこで、自分の娘には、 一度も「あなたが心配」を使いませんでした。 常に100%信頼、信用、です。 そして、心配の背後にあるのは、妄想、です。 簡単、すぐできる妄想をやめる方法 妄想は、少女漫画でよくある、 とある少女Aが、 (事実) 彼氏が街で自分以外の女の子と歩いている、のを見かけた (妄想)私以外につきあっている人がいる!ショック!あれこれ疑惑にふける日々 (その後わかる事実)あれは彼氏の妹で私の誕プレを買う相談をしていた これです。 そんなバカなと思うかもしれないですが、 親がやる妄想のほとんどがこれです。 成績が落ちた原因を勘ぐる、 習い事が続かない理由を特定する、 子どものやる気をうたがう、 なんでも漫画やゲームのせいにする、 先生が悪いと先生ショッピングに走る、 などなど。 妄想スパイラルにはまると、 妄想が現実化して、 本当に下落していくのがこわいところです。 本当に親の妄想をきっかけに子どもの成績が下がり続ける 習い事が続かなくなる 志望校に落ちる 結果、子どもの自己肯定感が下がり、それが大人になっても続く。。など さあ、いますぐ妄想を断ち切るシンプルな方法があります。 妄想をやめるには仮定法を使うと効果的 みなさん、学校の英語で「仮定法」を習いましたね。 英語の仮定法の説明は、文法的には接続法・条件法というものが絡んできてややこしいので、 (ややこしいからここでつまずく人が多い、でもひろつる式なら大丈夫) ざっくりいうと、 事実に反する、 事実がどうかわからない、 話し手が’可能性がある’と想定しているだけ、 何も起きていないのに言葉の上だけでコトを起こしている、 起きてないことをやたらと後悔している、 など、仮定法は まさに「妄想」ワールドなのです! もし。。。なら、 という仮定で話す頭の中だけで起きる絵空事だからです。 ですから、 私は、心が弱ってついつい妄想を始めたくなったら、 「私が今考えていることは全て”妄想”と自分でわかっている」 と唱えてから考えます。 そうすると、 妄想と、現実の区別がつきます。 ぜひ、時折ご自分を客観視してみてください。 いよいよ今週末、11月29日 廣津留真理とオンラインで学ぶ、親子でらくらく英語 「たった75分で英語ゼロから一気に中2終了レッスン」 ~だれでも英検5級にすぐ合格&英検4級長文にらくらく挑戦~ […]
 
					 
												 
												 
												 
												 
												 
										 
												 
							 
							 
							 
							 
							 
	 
	 
	 
	 
	 
									 
										 
                                