娘がヨーヨーマと共演!習い事を続けて良かった、と思う瞬間はきっと来る

娘がヨーヨーマと共演!習い事を続けて良かった、と思う瞬間はきっと来る〜廣津留真理の子育て応援日記30 日本では、教育が学校(小中高大)と民間サービス(塾・習い事・スポーツ等)の明かな2重構造と、キャリアとしてのアカデミック(いわゆるお勉強や研究を純粋に追求すること)への敬意と関心のなさにより、お子さまの人生のポートフォリオにおいて、教育をどこにどのように位置付けるべきか、が不明瞭です。 学校は、人間関係を築く”幼稚園の砂場”的な利用と基礎学力の維持にとどめ、各科目や楽器、英語、スポーツなどは国内民間サービスならびに留学・講習やオンラインなどの海外ソースを利用するご家庭が増えています。 前者の学校のみですと、ふきこぼれ(平均より抜きんでているので学校の授業では物足りない)の悩みもいわゆる落ちこぼれ(平均に満たないので学校の授業がわからない)の困難も救えません。後者の外部サービスを突き詰めると、経済的、時間的負担が大きくなります。 ほんとうに、考えるだけでも面倒です。 が、この視点には2つ欠けているものがあります。 それは、家庭、と、お子さま本人、です。 ご家庭は立派な教育資源の提供の場です。各ご家庭での時間管理や教育理念をお子さまと共有するだけで、学校や民間サービスの利用法が断然ちがってきます。どうしたいのかタイムラインを、例えば2年おきにでも見直すことによって、時代やご本人にあわなくなってきた民間サービスを削減し、新たな商品に乗り変えたり、学校では最優先事項を吟味、フォーカスして特化し、そうではないものに費やしていた空いた時間を有効活用することができます。 つまり、教育をアカデミックではなく、サービスと割り切るのです。(日本の教育界が良い方向に変わるきっかけを作るためにも) そう言うと、子どもは生まれ育った家庭の良し悪しで決まるのか、という反論が出てきますが、そうともいえません。 なぜなら、保護者と子どもは、全くの別人で、思い通りに育つことはないでしょうし、そもそも「自分の思い通りに育てたい」などという保護者に私は自分も含めて会ったことがありません。別人ですから、そこまで重い責任はもてません。 お子さまも、大人同様、病気やけがに苦しんだり、心理的に追い詰められたり、理不尽な要求にあったり、高いハードルの前で立ちすくんだり、いろいろなことが起きます。(例:self handicapping) 保護者にできることは、何があってもあなたを守り抜きます、という無条件の愛情(unconditional love)と、いつでももあなたを見守っています、という安心感(full attention)、これに尽きます。 小さいことでいえば、就職先の世話、後継者指名、有力者の紹介から、大学費用の支払い、見合いの設定、掃除洗濯まで、保護者にしかできないことも多々あります。 ですが、そこからどんな結果がうまれ、どんな評価が社会から下され、本人がどんな感情を抱くのか、は保護者の想像を超えるでしょう。 独り立ちできる子どもに育てたい、でも、独立は、決してひとりではできない、それを本人に分かってもらう場所は、学校でしょうか、民間サービスでしょうか、ご家庭でしょうか。 さて、私の娘は今、アメリカの大学(学部)で3年目が終わろうとしています。18歳まで、塾には全くいかず、地方の公立校に通い続け、習い事は楽器演奏を淡々と継続し、英語はそれなりに努力していました。 18歳ではじめて引っ越したアメリカのキャンパスでは、英語は当然、どんなにがんばっても他のアメリカ人学生が圧倒的に有利です。音楽も、全学生の65%が何からの楽器を楽々と弾きこなしますし、実際、娘が所属する大学オーケストラの団員100人に2年前、専攻科目を尋ねたところ、あえて音楽を主専攻とする者は1人もいませんでした。それほど、音楽ができるのは当たり前、ということです。 そんな中で、保護者ができることは何でしょう。 何があってもあなたを守り抜きます、という無条件の愛情(unconditional love), いつでももあなたを見守っています、という安心感(full attention), これしかありません。 もっとも、度を超すと、ウザい親、古くさい価値観を押しつける大人、という悲しい評価を受けかねませんので、どうぞご注意を。 また、なんでもとりあえずやってみる、そのうちに好きなことが見つかる(好きなことを見つけるために何でもやってみる、とは微妙にちがうのです)、それを続ける、でも、その好きなことと将来の職業は無関係、この柔軟な姿勢をおすすめします。 4月24日、ハーバード大学Sanders Theater にて、娘がチェリストのヨーヨーマさんとご一緒のコンサートに出演します。 今学期だけでも、ハーバード大学に新規オープンした美術館のオープニングや、ボストンシンフォニーホール、2万5千人が来場したコンベンションなどたくさんの演奏機会がああったようです。 これらは、みな、1人ではできないことです。周りの人のサポートや友情に、感謝してもしきれないでしょう。小さい頃から習い事を続けていて、本当に良かった、と思える時はきっときます。 将来の職業とは無関係に、好きな習い事を地道に続けると、きっといい出会いや楽しい時間を共有できる仲間が待っていますよ。何でもいいのです。勉強か習い事か部活か、など白黒はっきりさせなくていいのです。(日本語か英語か、という白黒選択も変ですよね) 英語の勉強も、習い事も、派手なことは1つもありません。地味にこつこつ、実践していきながら、修正を加える、好きだからやれる。 新学期です。お子さまの中期行動計画を、見直してみませんか。 今回限り、プライベートな話を例に出してみました。 […]

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時間のムダは最大の敵!お子さまの習い事と勉強はコスパが大切

時間のムダは最大の敵!お子さまの習い事と勉強はコスパが大切〜廣津留真理の子育て応援日記29 オーバースペック、という言葉があります。 過剰性能、と訳されていますが、つまり、「不必要に過剰に高性能」な状態を表します。 たとえば、使わない機能が盛りだくさんの冷蔵庫、普通に冷やしてくれて、凍らせてくれれば良いだけなのに、刺身にはこれ、ビールジョッキにはこれ、と不要なものがついていて、値段が高くなったり使用が面倒になったりしています。 日本の英語はこれと同じです、極めてシンプルな内容に対して、学習法が「不必要に過剰」なのです。時間を費やしても、結局、英語を身につけて使えるようにはならず、「英語の習い方(文法用語、フォニックスの進め方、等枚挙にいとまがありません)」と「英語問題の解き方」と「学習教材の本」に詳しくなって終わります。 世の中には使える英語の情報がこんなに溢れているのに、不思議な現象です。 では、なぜ、ひろつるメソッドにすると、ゼロからはじめた小学生が、高校1年生の教科書が読めるのでしょうか? 種明かしをすると、簡単です。 もともと、中学校3年間の英語が、その程度の学習で済む、極めて薄い内容だからです。 中身がなくて、パッケージだけ”すごい”のです。 この薄い内容の中学英語を、小学校高学年から「中学準備対策英語」として始めると、なんと、5~6年間が、ムダになります。 オーバースペックの原因は、安全策を取り過ぎることにあります。 高校入試対策、定期テスト対策、これらに失敗したくない。。。こうすることで、英語力獲得という本来の目的から離れていきます。 また、完璧主義、も一因です。 うちの子は、英語の長い文章が読めているが、実は単語を全部わかっているわけでもないし、文法も理解していない、だから、まずは文法からだ逐語訳だ、と不安になる保護者様が時折いらっしゃいます。 母国語の日本語でさえ、長い文章を読むときは、ざっくり端折って読みますし、知らない単語は推測して進めます。 「英文解釈」世代は、英語を読む時は、なぜか、完璧でないといけない、と思ってしまい、それが、お子さまのオーバースペックを引き起こします。 ちょっと脱線しますが、お隣の韓国では「仕事で要求される内容よりも、学歴のほうが高い、オーバークオリフィケーション」が起きています。(OECDの調査より、2014年) 「存在しないホワイトカラー職につくために訓練」された大卒のひとによく見られる、とあります。 要するに、大卒なら希望するホワイトカラー職にだれでも就けると思っていた、しかし、これは幻想だった、自分の就活に大卒の学歴は不要だった、わけです。 英語も、学習法に詳しくなっても、英語がうまくなっているわけではありません。 ITの端末で学習が始まると、さらなる、英語と無関係の、機材の使用に絡む大人の都合による「オーバースペック」が出てくるでしょう。未来を担う子どもたちが、負担なく、楽に効率的に学習できるよう、上手なシステム作りが大人世代には求められます。 [DISPLAY_ULTIMATE_PLUS] […]

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お子さまに勝ち癖をつけるために、不調を招く3つの兆しに注目!パート2

お子さまに勝ち癖をつけるために、不調を招く3つの兆しに注目!〜廣津留真理の子育て応援日記28 勉強に集中するのと並行して、お子さまにこの傾向が出たら要注意、ご家庭で見過ごすとあぶない3つの不調の兆しの続きです。 1.Self Handicapping(ひたすら失敗に向かって進みつづける、絶望への努力) 2.Procrastination(”やればできる”に一生だまされる?) 3.Health Condition(首から上のどこかに本当に悪い箇所がある) 前回は、1のSelf handicappingを取り上げましたので、今回は2のProcrastinationです。 2.Procrasutination(先延ばし主義)とは、今すべき問題や課題を”あとでやろう”と決めることです。単に、だらだらすることではありません。課題への取り組みを先延ばしする、と”決めてしまう”ことがこわいのです。1つ先延ばしを決めてしまうと、次々に先延ばし課題が増えても、表向きにはなんとも思わなくなります。1度経験したことを2度するときは、壁を容易に乗り越えられます。そのうちに、”やればできる子”のレッテルを貼られるようになります。 ですが、先延ばしした課題は、心の奥で厖大なストレスとなっていきます。あれをやっていない、これもやっていない、そういうお子さまは、明るくふるまっているつもりでも、表情は冴えません。心の底では、”やらないからできない子”とわかっているからです。いつまでもそんな気持ちでは、楽しいはずの限られた若い時間がもったいないのです。 先延ばしの原因はこのようなことがあります:課題と自分の能力の差に圧倒されて恐怖心に支配されている・ストレス耐性が低い・時間管理能力が低い・課題の先にあるべき目標がない、などです。 解決方法は、個人差もあるでしょうが、まず、課題と現在の自分の能力差がどのくらいあるのか、客観的にみつめることです。あまりに差が大きい場合は、その課題の手前にある問題から地道に解決していく必要があります。その際は、やり直しや後戻りをすることでプライドが傷つく、といったムダな骨折りがないように、周りの的確なアドバイスが必要でしょう。 次に、時間管理です。代謝がもっとも良い時間帯を発見すると意外と楽に解決できます。代謝が良い、とは、1日のうちで一番自分が活発になれる時間帯がかならずあるはずです。代謝の変化で人間の行動は全て解決できる、とする研究者もいるくらいです。その時間に集中して課題に取り組めば、活発に動かない他の時間をだらだら過ごしても大丈夫です。だらだら時間がないと、逆に集中できないかもしれません。最初のうちは、集中してがんばったので、ここからはだらだらしよう、と決めるのも有効でしょう。 また、お子さまの先延ばしには、実は3のHealth Condition(からだのどこかが本当に悪い)に関係していることもあります。からだに不快な箇所があるので、やる気がおきないのです。これは、虫歯・歯並び、鼻炎・蓄膿、視力低下・矯正視力の不適、難聴気味・聴覚過敏、などです。 特に、英語や語学は、耳(聴く)と密接な関係があります。 続く […]

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お子さまに勝ち癖をつけるために、不調を招く3つの兆しに注目!

お子さまに勝ち癖をつけるために、不調を招く3つの兆しに注目!〜子育て日記27〜 子どもを持つ親、兼、長年教育に携わる大人としての見地から、小学生から高校生までのお子さまの伸び悩みには大きく3つの原因が見えます。これを1つ1つ検証、対応していくことで、必ずお子さまは伸びます。 ご家庭で見過ごすとあぶない3つの不調の兆し: 1.Self Handicapping(前もって失敗の言い訳をつくっておき、その通りにやって失敗する。失敗が、重大な結果を招いても”私の言った通りになったでしょ”と開きなおる。) 2.Procrastination(今やるべき課題を先延ばしにしていくので、進歩がない。”やればできる”と周りに言われると要注意) 3.Health Condition(首から上のどこかに本当に悪い箇所がある:歯・鼻炎や蓄膿・視力・難聴気味か聴覚過敏、など) 本日は、1のSelf handicappingを取り上げます。 入試やスポーツの大会、各種コンクールなど、お子さまの生活にも大人同様の強いストレスがあります。ストレス耐性が弱いお子さまは、”絶対に失敗する”、むしろ”わざとでも失敗する”方向に前もって準備をはじめてしまいます。無意識の行為ですが、これは大変こわいことです。 私の見ている限り、この”失敗するための言い訳”には2種類あります。1つは、熱っぽくなったり、からだがだるそうになったり、といった身体的症状*です。それが、周りの人にわかるくらいひどくなります。 もう1つは、昔からよくある、”テスト前に漫画を読む” ”TVやゲームで時間を費やす”ことです。周りの人に、いかに自分は目標以外の雑事にかまけていたかを語り聞かせるのです。 もし失敗しても、”自分は漫画に夢中だったから(体調が悪かったから)で、真の実力は今回は関係ない”とプライドが傷つきません。成功すれば、周りから、”何もしなかったのに(体調悪かったのに)うまくいくなんて、秀才か天才か”と言われる、と期待できます。(実際は、周りの人も我が事にせいいっぱいですから、その期待ははずれるでしょう) このような心理状態がほおっておけない理由は、これをやると、ほぼ確実に失敗するから、です。 失敗するために、あらかじめ体調が悪くなるように自分を追い込む、わざわざ漫画を読んでおく、など、保護者様には信じられないでしょうが、これは現実にあるのです。 そして、失敗しても、”ほらね、あの時言ったでしょ。体調悪いから(全然勉強してないから)うまくいかないかもしれないって。”と、失敗したことで満足するかのような発言になります。しかし、実際の心は、失敗に成功した、ことでパニックです。 このあやうい心の動きを防ぐ方法は2つあります。 まず、お子さまに、小さな勝ち癖をつけてあげること、理由を見つけてほめてあげるのです。そうやって日常的に、自己肯定感を積み上げていくことです。自分の核の部分で、ゆるぎない自信を保つことができれば、少々の嵐でももちこたえます。 小さな勝ち癖は、どうやってつければよいでしょうか。部屋の片付けがうまくいった(保護者の心の声:それなりにうまくいっているようだ)、英単語が10個読めた(それなりに読めたような感じである)、食事時の座る姿勢がよかった(注意したらできた)、難しそうな曲や技に挑戦した(それなりにうまい)、など、本当にちょっとしたことです。自分の行動にだれかが注目している、それだけでもお子さまはうれしいものですし、それを私は小さな勝ち癖と呼んでいます。 これは、お子さまのどの行動をどう解釈するか、大人が試されているともいえます。 さらに、このような、自分にわざと不利益をもたらす摩訶不思議な心理状態がこの世に存在することをお子さまに教えておきます。セルフハンディキャッピングというものの存在を知ることで、行為を客観視できるのです。体調不良や言い訳が現れたら、これは強いストレスと不安のパラフレーズで、乗り越えるには平常心に戻ればよいのだ、と、客観的に自己管理ができます。 お子さまが18歳になるまで、うまくいかない時もかならずあります。1度や2度ではないかもしれません。 そんな時、ちょっとした知恵と自己管理で、前向き姿勢で、いやポジティブまでいかなくとも、平常心でのぞんでください。 注)熱っぽくなったり、からだがだるそうになったり、といった身体的症状* 私は医療の専門家ではないので、このような表現をつかっていますが、経験上気づいた、からだがきつそうな感じ全般を表しています。必ず専門医にご相談ください。 続く […]

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子どもはタイム・マネージメントで自由になる

子どもはタイム・マネージメントで自由になる〜廣津留真理の子育て応援日記26 同じ科目を習うのに週2回通塾する・1回の授業が何時間も続く・土日に通う、このような学習環境が良しとされた時代は終わりました。時代はどんどん変化し、情報と技術の発達により、習得すべき課題はますます増えており、お子さまも例外ではありません。選択と集中、リラックス、です。 これからのライフスタイルは、 お子さまが、ご自分のライフスタイルを構築し、土日はしっかりと、好きなことの追求や教養を深めるイベントや旅、社会貢献や地域の活動、などに費やし、平日の5日間でほとんどの学習を済ませてしまう、タイムマネージメント型になります。その結果として、世界中の教育機関から自分にあった学校を選ぶことになります。または学校以外の選択をすることにもなります。 そのためには、できるだけ短時間で、効率良く、必要な学習を進めていく必要があります。課外学習活動は、週2回通うよりも1回で済ませて、交通にかかる時間を短縮しましょう。週1回のレッスンは、短時間でかつ内容は通常の数倍の効果を期待しましょう。勉強は、一人で立つようになること。そこまでにはご家庭や先生や周囲がすすんで協力できるような、思わず手伝ってしまいたくなるような魅力的なご自分になる力も、お子さま自身に必要です。素直な笑顔は誰にも拒めません。   タイムマネージメント型の教育をあなたも今日からはじめてみませんか。 ひろつるメソッドのブルーマーブル英語教室はそんなお子さまとご家庭を応援します。お子さまのライフスタイルの見直しがご家庭のあり方を変えることでさえ度々あるのです。 東京校 金曜日クラス クラス1(小学生初心者)若干名募集 クラス2(小学生経験者 英検3級レベル程度対象)若干名募集 受講のご予約・お問い合わせはこちら:ひろつるメソッド東京校 (返信に際しては個人情報の提供をお願いしております、ご了承ください。また、携帯アドレスは迷惑メール設定を解除してください。hotmailなどのフリーメールはメール送達されない事例がありますので、フリーメールの際はgmailご利用をお願いいたします。) ブルーマーブル英語教室 ーーーーーーーーーーーーーー 講師は全員ハーバード生のサマーキャンプSIJ 2015福岡説明会 2015年3月29日(日)午前11時より博多駅前にて開催 SIJ 2015福岡説明会お申込はこちら:SIJ 2015 福岡説明会 Summer in JAPAN事務局 […]

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子育て応援日記25〜子どもが英語力を活かせる最大の機会は”大学入試”、でも・・

廣津留真理の子育て応援日記25〜子どもが英語力を活かせる最大の機会は”大学入試”〜でも、それを最初から意識した英語勉強法は必ず失敗する   今の幼稚園児や小学生の若い保護者様は、今大学生やそれ以上の年齢のお子さまをお持ちの保護者様と、英語教育や学校選びの意識がかなり異なります。   ・学校選び・・・日本の学校や日本の学校システムでなくともよいので、子どもにとってベストな選択をしたい ・言語・・・日本語・英語はもちろん、3カ国語は使えるようになってもらいたい ・移動・・・自分を活かせる責任あるポジションを持ち、世界中どこにいても社会に貢献できる人材に育ってほしい   18歳までの、日本在住のお子さまが自身の英語力をいかせる最大の機会は、 大学受験、 です。決して、英会話ができる、 ことではありません。それは、必要性があれば仕事でも生活でもどうにでもなるものです。 世界中の大学で、英語をベースに受験できる大学はたくさんあります。 そこまでの英語力を身につけさせたい保護者と、日本国内の様々な教育機関が提供する英語レベルの低さ&保護者自身の英語力の限界、このギャップを埋めることが大切です。 もっと言えば、お子さま自身が、世界中の選択肢の中から、自分にあった学校を選びそこに向かって地道に努力を続けるためのモチベーション、これを保護者がどう導いていくか、自分で気づかせるか、はさらに大切です。   では、世界の大学入試を乗り越える英語力はどうやってみにつくのでしょうか。 ・日本語の主語が,英語のようにはっきり見えないこと ・日本語で主語を見える形で使う際は、ついうっかり、「私たち」という巨大主語を選んでしまう傾向にあること ・総論”○○すべきである”だけで納得してしまい、具体例をあまり重視しないこと ・核心に触れるような質問があまり許されないこと   日本語の利用場面における、このあたりの特徴を、子どもの時に「だから日本は良い・悪い」ではなく、しっかりと認識し、分析して、活用することが、最短距離での英語力増強になります。   それは、よくある「○○大学入試対策英語」「高校入試対策英語」などの商品では決して獲得できない、高度な言語運用能力です。   この続きは、SIJ 2015福岡説明会でお話いたします! 2015年3月29日(日)午前11時より博多駅前にて開催 SIJ 2015福岡説明会お申込はこちら:SIJ 2015 福岡説明会                 […]

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子育て応援日記24〜教育創生:子どもたちが輝くために

廣津留真理の子育て応援日記24〜教育創生:子どもたちが輝くために   今年は、資本主義や民主主義、地方と都市、国家の在り方とグローバリゼーション、など様々な重要キーワードが飛び交う1年となりました。 教育が、純粋培養された「教育」カテゴリーとして存在することを、やめる、と公に宣言したような年でもありました。 今は、一本筋の通った、一貫性のある教育論をもつ教育家がそれぞれの主張を持って乱立し、その他の人々は、どの教育家についていくべきか、または現状維持すべきかと右往左往している感じです。 人口維持のために必要な合計特殊出生率は2.07から2.08と言われていますが、2013年度の日本は1.43 、東京都は1.13と、必要な数字を大きく下回っています。 教育機関が市場に過剰供給されているそんな中にあって、現在特に小さいお子さまを育児中のご家庭が、我が子には能力の可能性があるのに国内にその才能を開花させてくれる教育機関がなさそうだと選択に迷う、前代未聞の事態に追い込まれています。その理由は、 アカデミック(大学教育)の前身としての学び(小中高)が、旧来の定型としての姿を否定されつつある今、次世代の子どもたちに何を教えるべきか、という問いに大人が答えられないからだと言えます。 来年度、2015年は、そんな状況に少しでも明るい光が当たるように、大人が率先して、「航海図のない海」に道を切り開いていこうと、大人の1人としてあらためて決意します。   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て日記24〜     保護者にとって子どもの海外留学とは何か ひろつるまりの子育て応援日記23〜   まもなくノーベル賞のレクチャーライブ! ひろつるまりの子育て応援日記その22  海外大学という選択(日経電子版College Cafeより) ひろつるまりの子育て応援日記その21  1分でわかる、なぜあなたのお子さんは英語を勉強しないといけないのか ひろつるまりの子育て応援日記その20 音楽をする子どもは頭が良くなる、は本当か その1 ひろつるまりの子育て応援日記その19 子育て応援日記20〜世界大学ランキングに見る教育のこれから ひろつるまりの子育て応援日記その18  問題は「解かず」に「暗記」する ひろつるまりの子育て応援日記その17 また模試?過剰に入試練習する日本のこどもたち ひろつるまりの子育て応援日記その16  子ども・家族・女性・起業、為せば成る! ひろつるまりの子育て応援日記その15  ほめて伸ばすための、ママパワーが出る本 ひろつるまりの子育て応援日記その14  先輩ママだけが知っている、「習い事」と「ママ友」の関係 ひろつるまりの子育て応援日記その13 ハーバード大学生の採用面接に思うこと ひろつるまりの子育て応援日記その12  なぜ大学入試改革が必要なのか、早わかり解説します ひろつるまりの子育て応援日記その11  地頭の良いお子さまの3つの特徴 ひろつるまりの子育て応援日記その10  今までなかったものを創る ひろつるまりの子育て応援日記その9 大学センター試験は今週〜その教育投資は成功するのか? ひろつるまりの子育て応援日記その8  地方の親は大学受験にどう対応しているのか ひろつるまりの子育て応援日記その7  グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ! ひろつるまりの子育て応援日記その6  子育て応援日記その6:10歳の天才画家発見! ひろつるまりの子育て応援日記その5  自己評価の高い子どもに育てよう! ひろつるまりの子育て応援日記その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ         […]

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子育て応援日記23〜保護者にとって子どもの海外留学とは何か

廣津留真理の子育て応援日記23〜保護者にとって子どもの海外留学とは何か   みなさんは「ブラックスワン理論」をご存じですか。 「全ての白鳥は白色」と信じられていたある日、オーストラリアで黒い白鳥が発見されました。黒い白鳥はいないという学説がこれによってひっくりかえり、常識が変わってしまいました。 このことから、広く信じられている「当たり前」がある日突然、極端な一現象によって覆ってしまい、それが人々に多大な影響を与えることを「ブラックスワン理論」と呼びます。 (ブラック・スワン〜不確実性とリスクの本質 ナシーム・ニコラス・タレブ著 ダイアモンド社) →2009年間刊の本当におもしろい本です、おすすめします) これを教育にたとえると、 「これまで普通の日本人は、国内の偏差値や国内の大学の評価が後の人生に多大な影響を及ぼすファクターの一つと信じていた。が、ある日、世界には実は日本の偏差値以外に全く別の基準がある、しかも1種類ではなく複数ある、世界194ヶ国のうち、未来永劫大卒者には国内にホワイトカラー職が延々とある、と信じて通学・通塾してガリ勉している国はほぼ4・5ヶ国程度だ、と知らされる。」となります。 それを広く知らしめた3年前の政府の発表がこちらです: 平成23年度に政府は下記のような「グローバル人材の育成教育」の提言をおこなっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 従来、高校関係者は大学入試を、大学関係者は企業採用を過度に意識する一方で、企業側は国内の教育に必すしも十分な関心を向けないまま、限られた「優秀」な人材の獲得のため先を争うかのように採用に走るといった風潮の中で、高校教育の困難化・大学教育の空洞化と採用の早期化・長期化が同時進行するという悪循環を招いてきたことは否めない。 保護者が、自らの 20~30 年前の経験に基つくイメージで、若い世代 を「良い」学校→「良い」大学→「一流」企業→幸せな人生、という単線型の人生設計に駆り立てる傾向も根強くあったのではないか。 現状のままでは、経済成長の原動力となるべき有為な人材が枯渇して、我が国は本格的な再生のきっかけを失い、変化の激しいグローバル化時代の世界経済の中で、緩やかに後退していくのではないかとの危機感を抱かざるを得ない。 このまま小国に転落してしまうことを回避するためには、あらためて海外 に目を向けることと同時に自らのアイデンティティを見つめ直すことが必要ではないか。 そのために、今こそ、社会全体のシステムをグローバル化時代に相応しいものに構築し直し、変革しなければならない。そしてその第一歩であり眼目とも言えるのか、国家戦略の一環としての「グローバル人材」の育成にほかならない。 このような事態に備えるには、自分自身の判断による「予防」しか手立てはありません。 ご一緒に考えませんか、それぞれのお子さまに合った、一歩先の教育を。 Summer in JAPAN 2015受講生募集中! 1月15日までお申し込みの方にもれなく、日本未発売の「海外トップ大学攻略本」と 情報満載の「SIJ 2014ブックレット」をプレゼント! 医大生と英語で理科実験+ハーバード生と英語でSkypeしよう、いよいよ明日12/13(土) SIJ2015開催説明会   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記23〜   まもなくノーベル賞のレクチャーライブ! ひろつるまりの子育て応援日記その22  海外大学という選択(日経電子版College Cafeより) ひろつるまりの子育て応援日記その21  1分でわかる、なぜあなたのお子さんは英語を勉強しないといけないのか ひろつるまりの子育て応援日記その20 音楽をする子どもは頭が良くなる、は本当か その1 ひろつるまりの子育て応援日記その19 子育て応援日記20〜世界大学ランキングに見る教育のこれから ひろつるまりの子育て応援日記その18  問題は「解かず」に「暗記」する ひろつるまりの子育て応援日記その17 また模試?過剰に入試練習する日本のこどもたち ひろつるまりの子育て応援日記その16  子ども・家族・女性・起業、為せば成る! ひろつるまりの子育て応援日記その15  ほめて伸ばすための、ママパワーが出る本 ひろつるまりの子育て応援日記その14  先輩ママだけが知っている、「習い事」と「ママ友」の関係 ひろつるまりの子育て応援日記その13 ハーバード大学生の採用面接に思うこと ひろつるまりの子育て応援日記その12  なぜ大学入試改革が必要なのか、早わかり解説します ひろつるまりの子育て応援日記その11  地頭の良いお子さまの3つの特徴 ひろつるまりの子育て応援日記その10  今までなかったものを創る ひろつるまりの子育て応援日記その9 大学センター試験は今週〜その教育投資は成功するのか? ひろつるまりの子育て応援日記その8  地方の親は大学受験にどう対応しているのか ひろつるまりの子育て応援日記その7  グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ! ひろつるまりの子育て応援日記その6  子育て応援日記その6:10歳の天才画家発見! ひろつるまりの子育て応援日記その5  自己評価の高い子どもに育てよう! ひろつるまりの子育て応援日記その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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廣津留真理の子育て応援日記〜海外大学という選択(日経電子版記事より)

ひろつるまりの子育て応援日記〜海外大学という選択(日経電子版College Cafeより)   日本を離れて、海外に若いうちに移住する、海外大学に進学する、という選択がますます広まっています。 {新連載}ハーバードからの手紙:世界トップレベルの学生の”スペック”とは 広津留すみれ(ハーバード大3年) 若者の「生き方」「働き方」「学び方」のリアルな材料を提供する日経新聞社の電子版メディア、「日経カレッジカフェ」の12月3日公開記事です。   誰でも好きなことがネットで発表できる時代になりました。 こんな時代に人と差別化できるのは、優れた分析でも偉大な主張でもありません。   言うは易く行うは難し とにかくなんでも手足頭を動かしてやってみましょう。   失敗してもいいのです。そこから学ぶことができます。   そして、成功したら、   成功の復讐 が待っています。   どちらもおそれずに、語るな、Just do it!! (小さいお子様さまのための解説: 言うは易く行うは難し・・・口で言うのは誰でもできる、やってみる人は非常に少ない、がんばれ! 成功の復讐・・うまく言ったと思っていつまでも調子にのっていると、時間の変化と後から来る人のイノベーションに気づかずに遅れてしまい、あっという間に坂道をころげおちでしまうこと、つねに進化しよう!)   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記その21  1分でわかる、なぜあなたのお子さんは英語を勉強しないといけないのか ひろつるまりの子育て応援日記その20 音楽をする子どもは頭が良くなる、は本当か その1 ひろつるまりの子育て応援日記その19 子育て応援日記20〜世界大学ランキングに見る教育のこれから ひろつるまりの子育て応援日記その18  問題は「解かず」に「暗記」する ひろつるまりの子育て応援日記その17 また模試?過剰に入試練習する日本のこどもたち ひろつるまりの子育て応援日記その16  子ども・家族・女性・起業、為せば成る! ひろつるまりの子育て応援日記その15  ほめて伸ばすための、ママパワーが出る本 ひろつるまりの子育て応援日記その14  先輩ママだけが知っている、「習い事」と「ママ友」の関係 ひろつるまりの子育て応援日記その13 ハーバード大学生の採用面接に思うこと ひろつるまりの子育て応援日記その12  なぜ大学入試改革が必要なのか、早わかり解説します ひろつるまりの子育て応援日記その11  地頭の良いお子さまの3つの特徴 ひろつるまりの子育て応援日記その10  今までなかったものを創る ひろつるまりの子育て応援日記その9 大学センター試験は今週〜その教育投資は成功するのか? ひろつるまりの子育て応援日記その8  地方の親は大学受験にどう対応しているのか ひろつるまりの子育て応援日記その7  グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ! ひろつるまりの子育て応援日記その6  子育て応援日記その6:10歳の天才画家発見! ひろつるまりの子育て応援日記その5  自己評価の高い子どもに育てよう! ひろつるまりの子育て応援日記その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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廣津留真理の子育て応援日記21〜1分でわかる、なぜあなたのお子さんは英語を勉強しないといけないのか

廣津留真理の子育て応援日記21〜1分でわかる、なぜあなたのお子さんは英語を勉強しないといけないのか   世の中はグローバルに繋がったインターネットの時代です。 いまどきの社会は「英語の構造」でかかれています。 簡単な例です:楽しいゲームがほしい人は、まずインターネットで「ゲーム」を検索→次にゲームソフトの種類、価格、評価、などの具体例に降りていきます。 このように、「最も大切なことを一番先にもってくる」「具体例はすばらしいほど有効」「首尾一貫して同じことを繰り返す」という構造そのものが、ネットのみならず、現代先進国社会やビジネスの基本になっている。これは、英語の作文やプレゼンテーションの構造と全く同じです。最も大切なテーマのみに絞ったバイラルメディアや、要点のみを伝える「まとめ」サイトなども同様に、英語の文章ストラクチャーです。   では何のためにメディアを使うのか。それは自分が自分と社会のために良いと固く信じている思いを、見える形のプロダクトや企画にして、広く世界に延長させるためです。 (こうして未来は、明日はつくられるのです) 良いものを作れば売れる、善行を行えば理解してもらえる、そんな時代は今まで1度もなかったしこれからもありません。なぜなら、世界中の人々は、みな自分のプロダクトや思想を「よいもの」だと思っているからです。しかも、発信するだけでは簡単には届きません、ですから、試行錯誤してさらに首尾一貫した思いや商品や発信方法を一分一秒磨いていくのです。 英語の構造を学ぶと、世界は、イノベーションと発信、の繰り返しで成り立っていることがわかります。決まった未来などないのです、未来は1分1秒ごとに作り上げていくものですから。この波に、今、乗らない人は落ちるしかない時代です。アメリカ・中国・インド・ブラジル・アジア諸国、の何十億人がすでにもうその波に乗っているのです。 英語を学ぶことで、「これまでの日本人生徒のように、ただ与えられた教育をだまって待って、配布されたものを憶えたりいじったりする」ことから、「良いものや発想は自ら売っていかなければ誰もついてこない」というあたりまえの事実が18歳までに理解できます。 私は、いつものようにこの文章を、地方に住む7歳から18歳までの若者と保護者様に向けて書いています。 シューシュポスの岩みたいな学習はもうやめましょう。 私立に通う都会のお子さまが英語を介さずに、文章の基本構造「最も大切なことから話す、いわゆる漏斗構造」に慣れているのは、海外留学や世界を飛び回る仕事でそのようなことを日常的に行っている家族や大人が身近にいるからです。そのようなモデルを持たない地方在住のお子さまは、英語の構造をしっかり身につけることで,必ずその英語力が後々いきてきます。 英語は、「to 不定詞」や「○○試験対策」ではありません。しっかり使えば、上記のような当たり前のことが、子どもの頃から学べてしまう、とっても便利なツールなのです。 未来は自分でつくる、あたりまえのことを、今、はじめましょう。 ———————————- ハーバード生と医大生による英語レッスン付きSIJ2015開催説明会 のお申し込み開始しました! とき:2014年12月13日(土) 11:00〜12:30 ところ:大分市内(お申し込みの方にお知らせいたします) 対象:0歳から大学生までの若者、ならびに保護者様を優先いたします (その他の方も歓迎いたします) 料金:大人、小人 一律 お一人 1,000円 詳細:こちら 1)ハーバード大学とSkypeで繋がります、扉の向こうはどんな生活?! 出演:廣津留すみれ(ハーバード大3年生、ほかSIJハーバードメンバー) 2)英語が大得意な医学部の大学生が登場します、英語でやろう理科の実験とペーパー! 出演:留学経験豊富な医大生SIJメンバーのみなさん ほか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   ひろつるまりの子育て応援日記シリーズはこちら: ひろつるまりの子育て応援日記その20 音楽をする子どもは頭が良くなる、は本当か その1 ひろつるまりの子育て応援日記その19 子育て応援日記20〜世界大学ランキングに見る教育のこれから ひろつるまりの子育て応援日記その18  問題は「解かず」に「暗記」する ひろつるまりの子育て応援日記その17 また模試?過剰に入試練習する日本のこどもたち ひろつるまりの子育て応援日記その16  子ども・家族・女性・起業、為せば成る! ひろつるまりの子育て応援日記その15  ほめて伸ばすための、ママパワーが出る本 ひろつるまりの子育て応援日記その14  先輩ママだけが知っている、「習い事」と「ママ友」の関係 ひろつるまりの子育て応援日記その13 ハーバード大学生の採用面接に思うこと ひろつるまりの子育て応援日記その12  なぜ大学入試改革が必要なのか、早わかり解説します ひろつるまりの子育て応援日記その11  地頭の良いお子さまの3つの特徴 ひろつるまりの子育て応援日記その10  今までなかったものを創る ひろつるまりの子育て応援日記その9 大学センター試験は今週〜その教育投資は成功するのか? ひろつるまりの子育て応援日記その8  地方の親は大学受験にどう対応しているのか ひろつるまりの子育て応援日記その7  グローバルなトップ大学生に共通する5つの特徴はこれ! ひろつるまりの子育て応援日記その6  子育て応援日記その6:10歳の天才画家発見! ひろつるまりの子育て応援日記その5  自己評価の高い子どもに育てよう! ひろつるまりの子育て応援日記その4  この3つさえ守ればどんな入試にも勝てる!親の簡単サポートとは ひろつるまりの子育て応援日記その3  勉強や習い事を上達させる、たった5つのプロセス ひろつるまりの子育て応援日記その2  習い事はどこまでホンキでのぞむべきか ひろつるまりの子育て応援日記その1  公立小中高からハーバードへ、18年間塾代ゼロ円!への道 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−4 どうしたら「突き抜けた人」になれるのか ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−3 田舎の学問、京の昼寝、の意味するもの ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−2 さとり世代に足りないもの〜20世紀型授業からの脱却〜 ひろつるまりの子育て応援日記前夜祭1−1 「大学入試改革」でも上位層は変わらない〜親のホンネ・先生のホンネ […]

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